アイドル業界の“鉄の掟”であった「恋愛禁止」の本音と建前

 「週刊文春」(文藝春秋)によってスクープされたアイドルグループ乃木坂46・松村沙友理(22)の路上キス写真。グループ初のスキャンダルが“不倫”だったため、ファンはもとより多くの人々が関心を持つこととなってしまった。その後、8日深夜のラジオ『レコメン!』(文化放送)に生出演し弁解と謝罪をした松村だったが、ファンからの厳しい見方はさほど変わっていないようだ。

 今回、乃木坂46では「初」のスキャンダルだったが、こういったアイドルの不祥事は今に始まったことではない。AKBグループだけでも、2014年3月、NMB48およびSKE48のメンバーの渡辺美優紀(21)と人気モデル・藤田富(22)のお泊り現場が報じられ、13年の1月にはAKB48の主要メンバー峯岸みなみ(21)とEXILEの弟グループ『GENERATIONS』のメンバー白濱亜嵐(21)のお泊り報道、12年11月には当時AKB48のメンバーだった増田有華(23)と『DA PUMP』のISSA(35)のお泊りなど…不祥事が続く。

 “恋愛禁止”を大きく謳っている昨今のアイドル業界だが、一部ネット上では「所詮は人間」などと冷ややかな目で見る向きもある。アイドルの建前はさておき、実際、彼女たちの恋愛事情はどうなっているのだろうか。アイドル業界に詳しい芸能ライターに話を聞いてみた。

「アイドルとはいえ、当然恋愛はしますよ。これだけ多くのアイドルがひしめく時代、全員にプロ意識を持たせるのは不可能。事務所や関係者の目を盗んで、遊びまわっているコもいるくらいですから…。一部のアイドルは“本名”を使って、オンとオフをきっちり分けているそうです。恋愛禁止なのはあくまで芸名のときだけで、本名ならばそれはプライベートだと割り切ってOK…というような具合です。スキャンダルを報じられるアイドルは、きっとその程度の意識なんですよ…」

 やはり、アイドルの“恋愛禁止”は無理難題なのだろうか。

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