カンニング竹山、『エンタの神様』で魂の咆哮! テレビ愛・相方愛、そして…

※イメージ画像:『カンニング竹山単独ライブ「放送禁止2013」』ポニーキャニオン

 28日、『エンタの神様 大爆笑の最強ネタ大大連発SP』(日本テレビ系)が放送され、カンニング竹山(43)のネタが、「またも放送事故寸前」「さすが竹山」とネット上を中心に話題を集めている。

 この日、番組には竹山のほか、アンジャッシュ、東京03、NON STYLE、パンクブーブーなどの実力派芸人たちが登場し、若手芸人では、日本エレキテル連合がキンタロー。とユニットを組んでネタを披露した。売れっ子芸人たちが過去の傑作ネタ集や『エンタ』ならではのユニット芸を見せる中、竹山はひとりで舞台に登場すると、10年前に同番組で行った脱糞未遂事件について釈明。そして今回もまた服を脱ぐという決死のネタを見せたのだった。

 2004年、漫才コンビ・カンニングとして同番組に初登場した竹山。もちろん、そのとき彼の隣には2006年に亡くなった相方の中島忠幸(享年35)がいた。当時といえば、若手芸人たちのネタブーム真っ盛りの時代。『M-1グランプリ』や『爆笑オンエアバトル』(NHK)などのコンテストやネタ番組から多くの若手芸人たちが生まれ、カンニングも一躍スターダムにのし上がったころだった。そんなお笑いブームの波に乗って『エンタ』に登場したカンニングだったが、本人が番組で振り返っていたように、見た目も冴えず、ネタとしての評価もイマイチだった彼らは、単に「声が大きいだけのオジサン」といった印象で、ほかの華やかな芸人たちと比べて見劣りするのは明らかだった。

 そんな周囲の意見を知っていたのか、竹山とすれば、ようやく掴んだ『エンタ』出演はまさに「思い出作り」で、とにかく「好きなことをやって」「悔いが残らないように」ということを考えていた。そして彼が決断したのは、舞台上でウンコをするということ。中島と並んで登場した竹山は、いきなり「ウンコ」を連呼すると下半身を露にし、「ウンコするぞ」「こんなん見たことないだろ」と叫びながら本当にウンコをしようとしたのだった。

 彼がこのときどこまで本気でウンコをしようとしていたのかはわからないが、結果的にはスタッフに止められ、強制退場されることになった。その後の番組出演では、普段大声を張り上げている竹山に対して中島がキレる展開を見せ、逆に説教された竹山が土下座し、「2度とウンコしようとは思いません。大変不快な思いをさせて申し訳ありませんでした」と謝罪するオチを迎えた。

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