無事に入室し、まずはホテル備え付けの冷蔵庫内のソフトドリンクで乾杯。
こうしたホテルの飲み物は割高に設定されているのでめったに飲むことはしないのだが、相手が上玉だった場合は別である。数百円程度をケチるような醜態は絶対に見せられない! 醜いのは筆者のエロヅラだけで十分だろうから……。
そんなワケでお茶とアイスコーヒーで乾杯して、しばしおしゃべりを楽しむことに。
もちろん本音は「いますぐチンポをネジ込みたい!」だが、Mっ気の強い筆者は相手が上玉の場合こうしてセルフ焦らしプレイをしてしまうことがしばしばなのだ。
「ルミコちゃんは出会い系初めてって言ってたけど、ホントなの?」
「はい。だから待ち合わせ場所に来る途中すっごく緊張して胃が痛かったんですよ」
「え? だ、大丈夫?」
「今はもう平気です。なんかショーイチさんすっごいイイ人そうだし……」
「ま、まぁね。それくらいしか取り柄ないからさ」
「あ、あと凄く優しそう!」
「うーん、それはちょっと違うかも?」
「えっ?」
「俺はね、ヤサシイんじゃなくてヤラシイんだ」
「フフ、何それ? 可笑しい!!」
「でもホントなんだよ。さっきからルミコちゃんを押し倒したいのをずっと我慢してるんだ」
「えぇっ! そんなこと考えてたんですか!?」
「あったりまえだよ! ルミコちゃんみたいに可愛い子と二人っきりになったら、そう考えるのが当然だよ!」
「ふふ、正直なんですね」
「うん。だからもう我慢できないからシャワー浴びてきてくれる?」
「(コクン)」
「あ、30秒以内に戻ってきてね」
「え!」
「うそ、ウソ! でもあんまり待たされると爆発しちゃうから、巻きでお願い!」
「フフフ、はぁい」
会話のノリもなかなかのもんである。彼女が浴室に消えると同時に素っ裸になる筆者。ルミコちゃんと入れ替わりにシャワーを浴び、一秒でも早くベッドインしたいがためだ。
その前に、素っ裸のままベッドに腰掛け陰毛のチェックを行う筆者。実はココ最近、白いものがチラチラと混ざり始めているのである。それゆえ、常に持ち歩いている身だしなみセットの中に毛抜きを忍ばせているのだ。
プチン、プチン、プチン……
5、6本ほどの白い陰毛を抜き終わって準備万端である。擦りガラスごしにルミコちゃんのほうを見やると、まだまだ時間はかかりそうであった。
ヒマを持て余して煙草を吸いたくなってしまったが、ココはグっと我慢の子である。どうせいい人ぶるのなら、最後まで貫かなければ格好悪いだろうから……。
その後、ルミコちゃんと入れ替わりでシャワーを浴びる筆者。それこそ30秒ほどで済ませてしまいたいところだが、あんまり早く出てしまっては「こいつちゃんと洗ってきたのか?」と思われてしまう。それゆえ、丁寧に時間をかけて身体をゴシゴシ洗ってから部屋に戻ったのである。
室内の照明はすでに落とされていた。ちっ! どうせなら明るい照明の下でハメ倒したかったのに!! ま、ここで駄々をこねるわけにもいくまい。
タオルで体を拭いてから、ルミコちゃんの待つベッドに飛び込んだ筆者であった。
チュチュチュチュチュ
まずは挨拶代わりに軽いキスを連続で叩きこむ。薄暗い照明のもと、ルミコちゃんが照れながらも楽しんでいるのがわかった。これならディープキスに移行しても問題ないだろう。
ジュゾゾねろレロロ、びゅぷチュクチュ
舌を彼女の口内に差し込み、歯や歯茎や舌を舐めまわす。
ピクン!
ハードなキスに移った途端、身体を反応させるルミコちゃん。なかなか感度も良さそうだ。