「産休」「妊活」の森三中、関係者が危惧する空中分解

 森三中・大島美幸が芸能活動を一時休業すると発表し、今後は赤ちゃんを産むための「妊活」に専念するという。5月6日の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の収録が休業前最後の仕事になる。だが、休むのは大島だけではない。第1子妊娠中の村上知子がこの2月から産休に入るのだ。残るのは黒沢かずこだけとなり、森三中の今後が危ぶまれている。

「森三中の人気、おもしろさは大島で維持できていたようなものです。女芸人であれだけ体を張れる人はいませんからね。それが一時的にでも一線を退いたら、森三中としての活動も停滞してしまう。このままだと、空中分解しかねない」と語るのは、彼女たちを使ったことのある民放バラエティ関係者だ。ちなみに、村上と黒沢はたいしたロケではないにもかかわらず、尻込みしていたという。

 そんな彼女たちの周辺でたびたび騒がれていたのは、森三中「不仲説」。方向性の違いから、特に大島と村上がたびたび衝突していたというものだ。

「確かに村上は、どちらかというと好きな料理の仕事などを進んでやっていたようです。これで出産して“ママ芸人”となったら、体を張る仕事はいよいよやらなくなるでしょう。ただし、3人でいることの“価値”を彼女たち自身も分かっているはずです。だから、生き延びる方法のひとつとして、『森三中』という看板は残したまま、3人一緒の仕事は徐々に減らしていくという可能性もありますね」(同)

 しかし、 ダチョウ倶楽部を芸の師匠とあおぎ、リアクション芸に命を懸ける大島とて、妊活の末にめでたく子どもを授かれば、以前と同じような仕事のスタンスではいられなくなるかもしれない。それが森三中にとって新境地の開拓につながるのか、それとも人気低下の一歩になるのかはわからない。だが、まずは大島の“妊活”が成功し、また村上が無事出産してくることを祈りたい。
(文=今井良介)

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