やっぱりフジテレビが羨ましい!? 田中みな実の本音とTBS女子アナたち

※イメージ画像:『女子アナの罰 根性編』Happinet

 毎週水曜日の深夜に放送されている『女子アナの罰』(TBS系)の中で、同局アナウンサーの田中みな実(26)が、“やっぱりフジテレビが羨ましい”という主旨の発言をした。

 同番組は、21、28日と2週連続で「ここが変だよ女子アナ」という企画を放送。田中のほか、佐藤渚(25)古谷有美(25)林みなほ(23)という4名の女子アナが出演し、プライベートや本音を暴露された。その中で、田中は収録スタンバイ中の音声を隠し撮りされ、つい本音を漏らしてしまった。

「フジテレビの女子アナみたいに泥臭くないことで好感度持たれるとか目立てるといいんだけど…」

 完全にカメラを意識していないところでの発言。田中本人も、番組収録時に明かされるまで、録音されていることに気づかなかったようで、VTRあけには、「ぜんぜん知らなかった~」と驚きの表情を見せていた。さすがにフジテレビが羨ましいという自分の発言には戸惑っていたが、「もぉ~怖いんですけど~」といつものブリっ子笑顔を見せ、どうにかごまかしていた。

 「人気のないTBSの女子アナウンサーを愛のある罰ゲームで素敵なアナウンサーへ導く」というテーマを掲げ、昨年夏からスタートした『女子アナの罰』。いかにも自虐的なテーマのためか、女子アナらしからぬ罰ゲームを行うこの番組は、TBS女子アナたちの素の表情が垣間見られる貴重な番組として放送開始当初から人気を集め、同時間帯でもトップクラスの視聴率を誇っている。4月には、同局初の女子アナDVDを発売するほどで、スピンオフとして放送されたYouTube動画は2日間で9万回以上の再生を記録しているほどだ。

「この番組の魅力はやはり田中みな実でしょうね。良くも悪くも彼女の魅力が詰まった内容になっていると思います。ただ、それは田中みな実ほどメジャーな女子アナが、TBSにはいないということでもありますよね。もちろん、出水麻衣や枡田絵理奈というエースはいますが、この番組にはもう出ていませんから。田中一人が孤軍奮闘しているという印象です。もちろん、番組の主旨や、田中以外の出演女子アナが若手だからしょうがないともいえますが、フジテレビの加藤綾子は入社一年目から『タモリのボキャブラ天国大復活祭スペシャル』のアシスタントをするなどの活躍を見せましたからね。やはりそれを考えると佐藤渚や古谷有美などは小粒といえるでしょうね」(業界関係者)

 田中一人が目立っていると指摘する関係者。確かに、番組を見ていると田中VS新人女子アナたちという構図が目につく。今回放送された「ここが変だよ女子アナ」の中でも、林アナのブログでTBS女子アナたちによる“女子会”が紹介されていたが、そこに田中の姿はなく、声もかけられていなかったことが暴露されている。さらに、林はブログの中で“大好きな○○先輩”というタイトルで、たびたび写真を投稿しているが、なぜか田中と一緒に写った画像は、単に“田中先輩”と書かれたものだったりとう按配だ。そんな林のブログを見た田中は、うなだれるように頭を抱え、いつになく深刻な表情を見せていた。

 昨年暮れ、田中が担当しているラジオ番組『あったかタイム』に、TBSを辞める直前の青木裕子が出演したことがあった。そこで青木は、TBSアナの女子会について触れ、「私がまとめていたころは田中みな実アナも参加してくれて良い感じでまとまっていた」と話している。しかし、青木が夜の番組を担当するようになると、そうしたまとまった会がなくなったという。そして、ほかのアナウンサーたちが女子会などをやっても、田中は一切関わっていないと青木が言っている。青木とすれば、田中の孤立を心配してのことだろう。だが、今回の放送でもあったように、田中は依然として孤立している様子。フジテレビが羨ましいといった発言の真意は、こうした現状を打破したいという田中の心の叫びなのかもしれない。みんなのみな実が、実は孤独だったとは皮肉な話だ。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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