『しゃべくり007』で喋らなかった剛力彩芽、一方で先輩・上戸彩は…

※イメージ画像:『コンパルウエディング 18秋号』株式会社コンパル

 19日に放送された『しゃべくり007 真夏の2時間スペシャル』(日本テレビ系)に、剛力彩芽(20)が出演した。これは24日から公開される映画『ガッチャマン』(東宝)の宣伝のためで、松坂桃李(24)・綾野剛(31)・濱田龍臣(12)・鈴木亮平(30)らも出演しガッチャマンメンバーが集結することとなった。しかし、出演者が多かったとはいえ、およそ30分間の出演時間で剛力はわずかひと言しか発せず、ネット上では、「なぜ出た?」「完全にぼっちw」と話題を集めている。

 2時間SPの後半に登場した剛力を始めとする『ガッチャマン』出演者たち。その中で、目立った活躍を見せたのは、ネプチューンの堀内健(43)からギャグを教わり、それを見事に自分のものにした鈴木だった。ほかのメンバーといえば、すでに人気も知名度もあることからか、バラエティで奮闘する素振りは見せず、企画に即した内容でトークを披露。もちろん俳優である彼らにとっては、それだけでも十分な活躍だが、剛力はその企画にすら参加できなかった…。

 この日、番組で用意された企画は「イケメン3世代007」と題されたもの。ガッチャマンに出演する男性陣に、“許せない女性”について意見を述べてもらうという企画だった。そもそも、この時点で、剛力は企画の枠外に置かれていたというわけだ。そんなテーマでトークが展開される中、剛力が喋れるはずもなく、うなずく姿や笑顔を見せるばかり。唯一声を出したのは、バーベキューが話題になった際に、「料理は好き」という言葉だった。

 さらに、松坂が「ゴールシーンを妄想する」と発言した際、それを再現しようと、しゃべくりメンバーとガッチャマンの共演者たちが、松坂を取り囲んだが、ひとり剛力だけは蚊帳の外。女優として、そうしたノリについていけないというのは納得できるものの、では「なぜ出た?」と思わざるを得ない状態だった。

「剛力さんといえば、すでに“売れている”女優さんですからね。何かバラエティで新しい自分をアピールして…なんて姿は必要ないでしょう。下手にバラエティではしゃいで、墓穴を掘るようなことがあっては、それこそ一大事ですよ。ですから、今回の出演も、最初からほとんど何もしないようなスタンスだったのではないでしょうかね。基本的に番宣でのバラエティ番組出演というのは、映画の撮影の一環のようなものですから。とにかく出て、こうして記事にされたり(笑)、話題になることが大事なんですよ」(業界関係者)

 人気やイメージを第一とする女優にとって、バラエティ番組に出演するのは、諸刃の剣ともいえる行為。しかし、それも映画の宣伝となれば、大事な仕事のひとつとなる。今回の剛力は、まさに映画の宣伝という名目でバラエティに出演していた。今回の『しゃべくり』の、共演者の中でもっとも知名度が低いと思われる鈴木が活躍した番組内容には、イメージを崩さなかった剛力や、これからさらに売り出したい鈴木サイドの双方が満足だったことだろう。とはいえ、この日の放送には、剛力の先輩である上戸彩(27)も『24時間テレビ』(日本テレビ系)の番宣で出演していたが、恩師との感動の対面など、単なる宣伝以上の活躍を見せていた。『しゃべくり』に出ながら、まったく喋らなかった剛力と『しゃべくり』に出ながら涙を見せた上戸には、大きな差があるのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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