ピノイタロウの、フィリピーナ魅力発見・快感体験観察日記

【フィリピーナの魅力】絶品舌技に果てた黒なまこ

 ホテルに入って、別々にシャワーを浴びた後、電気を暗くした。恥ずかしいからと言ったが、ブスな顔を見せたくないと考えたのかもしれない。それは、ブスを見たくないのではないのかと、オレの心を読んだようでもある。ありがたくも余計な心配である。そういった配慮が、フィリピーナにはある。

 可愛い奴は、やたら可愛さを強調したり、ブスなのに妙な自信を持ってる奴もいたりするが、日本女性の忘れた本来のしとやかな色気を、ピーナに見せられるような気がするのは、オレだけだろうか。ドラマや小説でしか知らない、花魁の持つ色気とオトコをもてなす技を。

 そうそう、舌技の話だった。

 キスから始まり、俺を仰向けにさせ、耳・首、胸から腕を伝わり、指へと唇と舌を這わせていく。時々、乳首をオレの肌に当てながら、右手から左手の指へと移る頃には、オレのオトコの器官が息づいて、亀頭の先端に一粒の滴を滲み出させていた。

 ときどき、身体全体に鳥肌が立つ。

これは、マッサージだ!

 性感を刺激しながら、疲れも癒してくれる。身を任せよう……。

 お腹から舌へと這わせた唇は、直立した黒なまこを迂回して、太腿を這う。唇と舌のあとを追うように、優しく行き来する指が、玉袋から肛門を撫でる。亀頭の滴は、流れ出している。膝の裏から脛、そして足の指を一本一本丁寧にしゃぶる。黒なまこは、頭を振って応える。両足の指をしゃぶり終えた唇は、スーッと脚を這い上がってきたかと思うと、黒なまこを、すっぽりと根本まで飲み込んだ。

(うっ~っ!)

 何だこれは! 亀頭の先端は、喉の奥まで達してるんじゃないのか。ゆっくりと、頭を揺するたびに絡みつく舌は、ざらつきと唾液の量が程よい。唇は、締める場所とタイミングを黒なまこから感じ取り、絶妙のハーモニーを奏でている。

 手は、黒なまこに触れてはいない。唇と舌だけだ。尺八は、首振り三年というが、この生尺八の首振りは年季が入っている。いや、年季じゃないなこれは。黒なまこから、直接感じ取ったものを、首振りにつなげているのだ。自然に。黒なまこは、発射しそうで発射せず、大量の先走り液だけを放出している。美味しすぎる。

 頃合を見計らって、騎乗位になって下の唇に黒なまこを、ずにゅっと差し込んだ。小さな喘ぎ声を出しながら、腰を上下させる。

 これは……普通の美味しさかな。

 でも、おまんこに入れるというのが、オトコの本能なんだろうな。お尻がぺたんと太腿に当たると、やっぱり気持ちがいい。さっきの唇と舌の動きを堪能した黒なまこは、オレの意識とは別に、パンパンに張り、青筋を浮き上がらせながら、下から突き上げる。

(うっ!)

 黒なまこが放出するのを感じ取ったおまんこは、すぽんと音を立てて、黒なまこをはずし、再度、唇が黒なまこを飲み込んだ。髪の毛が、お腹をくすぐって快感倍増(意識的かなぁ?)。

 思いっきり、口内発射!

 そのまま、喉を鳴らして飲み込んでいる。その喉の動きが、亀頭にしびれるような快感を与えてくれる。すぼめた唇から放たれた黒なまこは、先走りならぬ、後走り液を流していた。

 このテクは、教えることはできないだろうし、誰にも真似ができないだろうな。彼女は、何回デートしても、飽きさせない舌技を使ってくれた。そして、ブスではあったが他の女の子と同じように、何ともいえない、事後の心地よさを与えてくれた。

 何なんだろうなぁ。

 日本の女の子は、事後は淡白な子が多かったような気がする。明らかに演技のあえぎ声を出して、早く終わらせようとしたり。すぐに身づくろいをしたり、会話を求めたり。

 フィリピーナは、日本でも現地でもそれはない。事前と最中と事後と、その時点でオトコの欲しているものが、感覚的に分かっているんじゃないのかなぁ。

 動物的といっては失礼だけど、何を目的に命を使っているのかという、哲学的問題を、頭ではなくておまんこで考えてるのかな。現実に対して、身体を反応させているというか……。セックスだけでなく、その瞬間の出来事に対して、頭よりも身体が先に感じ取ってるみたいだ。

 それは、フィリピンにいじめやうつ病が無いのと、関係しているのかもしれない。その辺を、快感を味わいながら、探ってみたいな。
(文=ことぶき太郎)

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