【連載】本多圭のオトコとオンナの芸能恥話

2世俳優Mにドラッグ疑惑! 押尾事件で敏感になった銀座クラブ関係者情報!!

※イメージ画像 photo by jetrotz from flickr

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。

 年末に大物俳優の長男である、2世俳優Mの”ドラッグ疑惑”情報が銀座のクラブ関係者から提供された。これまでも石田純一の息子のいしだ壱成や中村雅俊の息子の中村俊太らが、大麻取締法違反容疑で逮捕されているだけに、バイアスをかけて見てしまう感もあるが、Mのこれまでの行動を知る限り、疑惑は膨らむ一方だ。

 Mは父親の知人の紹介で、大手芸能事務所入りして将来を大いに期待されたが、いつの間にか同事務所を辞めて、2世俳優としてデビューしたが、まったく売れなかった。それどころか、業界からは忘れられた存在になっていた。

 そのMの名前を耳にしたのは8年前の”新宿2丁目事件”だった。千葉県八千代市長だった男が収賄の容疑で逮捕された事件だ。元市長は収賄で得た金を、新宿2丁目で男の子を物色するために浪費していたという。当時「週刊新潮」(新潮社)はMが元市長に「10万円で体を売っていた」と報じた。同時に「クスリでもやってなければ、まともな神経では体は売れない」と指摘し、”ドラッグ疑惑”も持ち上がっていた。Mは両親に離婚騒動が起こった際、母親の元に引き取られて、遊ぶ金も自由にならなかったと聞いていただけに、ショッキングな話だった。

 その後、Mは心を入れ替えて、俳優業に打ち込んだようだが、泣かず飛ばずの生活が続いていたようだ。そのMが昨年結婚、盛大な結婚披露宴の際には、父親が出席するかどうかと話題をさらったが、離婚以来、絶縁状態になっている父親は現れなかった。しかし、披露宴には有名人が多数駆けつけて、祝福。その声に応えて、Mは今度こそ俳優として活躍してくれるものと願った。ところが、結婚後も仕事で話題になったことはひとつもない。

 それだけに、結婚生活をやっていけるのかと他人事ながら心配していた時、年末になって、Mが銀座の高級クラブを飲み歩いているという情報を聞いて、「一体、どこにそんな金があるのか?」と思った。が、その疑問はすぐ解けた。Mと一緒に飲み歩いているのは、神田うのの夫で、パチンコの”日拓グループ”の社長の西村拓郎氏だという。要するにMは西村氏をタニマチにして、銀座で飲み歩いているというわけだ。しかし、気になるのは酒の飲み方だ。クラブ関係者によると、酒による酔い方ではなく、ドラッグを服用したような酔い方だというのだ。銀座のクラブ関係者は、元俳優の押尾学が、銀座のクラブにスポンサーに連れてこられて、ドラッグと酒を併用しながら悪酔いし、銀座ホステスを口説いて、その後、死に至らしめたという悲しい現実を見てきただけに、客の酒の飲み方に敏感になっている。

 ”ドラッグ疑惑”が疑惑で終わることを祈りたいが、それ以前に、Mはスポンサー付きでの銀座のクラブ遊びなどやめて、どんな小さな仕事でも真摯に受けて、真剣に家族を養うことを考えたほうがいいのではないだろうか。
(文=本多圭)

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