アナルプレイを巡る駆け引きのコツとは

※イメージ画像:『お尻えっち』

 人間の三大欲求として挙げられる、「食欲・睡眠欲・性欲」について考えてみよう。まずは、「食欲」。本来は、生命を維持し、活動し、成長をするために必要な栄養素をとる行為であるが、実際には、栄養摂取のためだけでなく、味・雰囲気・食器を楽しむなど、様々な意味を込めつつ食事をしている。同じように「睡眠欲」も、心身の回復目的だけでなく、寝具・香り・BGMなどにこだわりを見せる人も少なくない。そして「性欲」だが、子孫を残すという目的を超越して、様々なバリエーションを持たせて楽しんでいる人がほとんどだろう。ソフトSMだったりイメージプレイだったりアダルトグッズの併用だったり、様々な特殊プレイが、様々な媒体で紹介されている。

 ところで、特殊プレイというものは、いったいどれほど一般人の間に浸透してきているものなのだろうか? 例えばオーラルプレイ。いわゆる、「お口で……」という行為である。ひと昔前までは、一部の人のみが行なう特殊プレイであったが、今ではすっかり一般の男女にもお馴染みの行為だ。むしろ、セックス時に、オーラルプレイを行なわないことのほうが、珍しいくらいなのではないだろうか? 

 同じように、アナルプレイも、少しずつではあるが、経験者が増えつつあるようだ。といっても、さすがにペニスの挿入まで経験があるという人はごくわずか。だが、その手前までは経験があるという人は実に多い。「手前」とは、具体的には「指で触る」「指を入れる」「舐める」など。これらの経験がある女性たちに話を聞いたところ、ほとんどの女性が「男性に求められたから応じた」とのこと。女性側から、「お尻に指入れてほしいな」などとおねだりするのは、稀のようだ。

 男性側はどうだろう。アナルプレイに関して意見を求めたところ、「女性側が乗り気でないのはわかるが、オトコとしては興味をそそられる行為である」とのこと。だが、興味のおもむくままに強行突破するのは危険である。女性の機嫌を損ね、後ろの穴どころか前の穴への挿入チャンスも失いかねない。さて、この微妙な駆け引きの勝者になるには、どのようなコツが重要なのだろうか? 

 その前に、なぜアナルプレイに惹かれてしまうのだろう。「膣とは一線を画した締め付け感に興味がある」「本来、性行為に使うべき部位ではない穴という背徳感に興奮する」「膣がヴァージンだという女性には滅多に巡り会えないが、アナルは未体験という女性は多いので、征服感を得られる」などが主な理由として挙げられたが、珍しい声としては「ゆくゆくはスカトロジーへの発展を期待している」という人もいた。

 アナルプレイを希望する理由はそれぞれとして、兎にも角にも実践あるのみである。まずは、「指で触る」という行為。この程度なら拒む女性はいないだろうと思いきや、触られるだけでも抵抗があるようだ。一番の理由が、「触るだけ」という約束を破られて、万が一指入れされたら怖い、というもの。「あわよくば」という、男性側の心はお見通しのようだ。これに対しては、「絶対に指入れしないから」などと白々しい嘘をつくよりも、まずは尻の表面から愛撫し、徐々に割れ目に移行するという方法が近道だろう。

 では、「舐める」という行為はどうだろうか? これに関しては、案の定「恥ずかしいのでご勘弁を」という声が圧倒的に多かった。女性としては、匂いや汚れなどが気になるのだろう。その恥らう姿に萌えるという人もいるだろうが、速やかにアナル舐めを達成するには、入浴後に提案するのが無難である。

 そして、ここからは「入れる」という行為に向けてのハウツーである。といっても、いきなりペニスの話ではない。まずは指からである。痛みを不安視する女性に対しては、事前に話し合いを重ねても無駄なパターンがほとんどである。よって、「予告なく不意に入れる」というやり方のほうが、成功率が高かったりするのだ。但し、本当に痛みを与えてしまってはいけない。予告無しに入れるという方法は、「絶対に痛みは与えない!」という確固たる自信のある者だけが行なうべきである。

 最後の砦であるアナルセックスに関しては、さすがに予告無しというわけにはいかないだろう。指とはモノの大きさが違いすぎる。事前の話し合いにおいて強調すべきポイントは、「自分には実績がある」というアピールである。たいていの女性は、他のオンナの話をすると嫌な顔をするものだが、アナルセックスに関しては、経験値をアピールしておいたほうが信頼を得られる。アナルセックスに造詣が深いということをプレゼンすれば、女性側も安心感を持つ。実績がない男性は、真心営業で誠意を見せよう。

 アナルプレイに乗り気でない女性との駆け引きは、想像以上に困難を伴う。しかし、ほどよく取り入れることによって、性行為にアクセントをもたらすというメリットもある。衛生面に配慮しつつ、双方合意のうえで楽しめるのが理想的だろう。
(文=菊池 美佳子)

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