美少女が日々陵辱される中でつかんだ唯一の光とは

作品名:スーパーデジタルモザイク HINA 愛くるしい美少女 女優名:HINA
◆メーカー:桃太郎映像出版◆品番:KUMD-007◆時間:220分◆価格:2,980円

 歴史を感じさせる古い日本家屋の中、純白の木綿下着を身に着けた黒髪の美少女が薄い布団の上で眠っている。目を覚ますと畳に投げ出されていた男ものの腕時計を握りしめ、言葉もなくおもむろに躰をまさぐっていく。くちゅっ……微かな音を鳴らして喘ぐ彼女。年の頃は18、19……せいぜい20歳といったところか。いったい、どんな男との情事を思い出しているのだろう? その恍惚の表情はどこか訳ありで、実に情感誘うプロローグである。

 さて、昭和浪漫漂うこのドラマの主人公はHINAちゃん。長い黒髪が美しい純和風の美少女で、古い屋敷にはぴったりの逸材だ。彼女は質屋を営む男の家に養子としてやってきた女の子で、おしゃべりを楽しむ自由すら与えられず、その可愛らしい唇はもっぱら男を慰めるためだけに使われていく。

 寝起きの強制フェラ奉仕。貧しい暮らしを強いられ、心が荒んだ客たちによる凌辱。古い蔵の中、薄明かりの元で行われる緊縛調教。そして傲慢な義父による気まぐれな中出しファックと、深夜の集団レイプ……。その壮絶さはひとしおだ。天狗の面で蜜壺を辱められたまま強制連続フェラ。綱で繋がれ引きまわされた後に、4本の鬼畜棒で絶え間なく犯され続け、か細い喘ぎ声を響かせていく。いまにも体が裂けてしまうのではないかと、目を覆いたくなる一方で、柔肌が蝋燭の明かりに照らされヒクヒクと震える様は官能的でもある。

 こうして、日本人形のような可憐な彼女はなんと10の試練を受けていく。ただし、それでも彼女が唯一守り続けたもの。それが甘いくちづけだった。何度求められても拒絶し、その度に折檻を受けてしまうのだが、そんな彼女を救ったのが、例の腕時計の持ち主の青年だった。金を借りに来たという青年の爽やかな笑顔に淡い恋心を抱く彼女。「この時計はあげるよ」、と小さな手に握らされたときにみせたはにかんだ笑顔は、まさに純粋無垢な乙女そのものだ。

 小さな幸せにひたりながら、嬉しさに失禁し、廊下にへたり込んでオナニーを楽しむ彼女。鬼畜な男達に散々汚されてきたはずのその肉体が、瑞々しい桃のように染まりどこまでも清らかな存在に感じられる。やがて、この青年にだけはくちづけを許すのだが、唇を重ねているだけで果ててしまうのはないかと思わせるほど狂おしい表情を浮かべる彼女の瞳は、魔性的に美しい!

 激しい凌辱とセンチメンタルな乙女心。難しい2つのテーマを融合させ物語を刻んでいく彼女のセックスに、全身を熱く火照らされてしまった。夏の夜、しみじみと味わうにふさわしい作品である。
(文=文月みほ)
※本商品は売上の一部を、被災地復興支援を目的とした募金に充当いたします。

『スーパーデジタルモザイク HINA 愛くるしい美少女』

 
為す術なく蹂躙される美少女。


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