無難な世間話をしながらホテル街に向かい、目的地のラブホに到着。
入口を潜る前に念を押すことにした。
「本当に大丈夫? もし嫌だと思っているなら、ここで引き返してもいいんだよ。ちゃんと駅まで送るからさ」
「え?」
「俺はね、女性の嫌がることは絶対にしたくないんだ。だから、俺の事をキモいとか、やっぱりエッチしたくないとか思ってるんだったら遠慮なく断っていいんだよ」
「だ、大丈夫ですよ。全然そんな風に思ってませんから」
「ありがとう。それじゃあ、このホテルに入ろうか?」
「はい!」
無事にチェックインを終え、室内でマスクを外すコハルちゃん。
むぐぐぐッ!
彼女の顔は一時期「鉄道アイドル(鉄ドル)」を自称していた女性タレントの木村裕子に似た感じだった。
あか抜けていない田舎臭さがプンプンしていて、お世辞にも美人だと褒めることはできないタイプだ。
だがそれがどうした。
大きいオッパイさえついていれば、顔がジミー大西みたいな感じでも最後までヤれるのが所沢ショーイチではないか?
すぐに頭を切り替え、引き続き紳士モードで彼女に接することを決意。
ソファに座っておしゃべりしている最中も決して彼女の胸に視線を送らないよう努力する。これは本当に辛いことだ。
筆者のように24時間365日いつでもエロい事しか考えていない人間には、苦行以外のなにものでもない。
しばしおしゃべりしてから、彼女にシャワーを浴びてくるよう指示。その後、入れ替わりで筆者もシャワーを浴び終える。
そして、室内の照明を少しだけ暗くしてベッドインすることとなった。