トコショーと26歳の名器の持ち主
男女の恋愛関係において、最も重要なのはセックスの相性だ。
どんなにイケメンで高収入であっても、フニャフニャの粗チンだったら女性は間違いなく幻滅するはず。同様に、どんな美女であってもマンコが臭くてユルユルだったら男はすぐに逃げ出すことだろう。
それゆえ、深い仲に発展する前に体の相性を確かめるという行為は理にかなっていると言える。
下手な道徳意識に捕らわれることなく、もっと積極的にセックスして理想のパートナーを見つけるべきだ。そうなれば、現在の少子化問題も少しは改善されるのではなかろうか。
もっとも、恋愛経験がほぼゼロの筆者が言っても説得力は皆無かもしれないが…。
いつものように出会い系を物色していると、筆者愛用サイトの【イククル】で気になる書き込みを見つけた。
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今日の夜、新宿で。
攻めたり攻められたりするエッチが好きです。
相性のいい人とイチャイチャしたいです。
今日の20時くらいから終電まで、どなたかお付き合いお願いできますか?
03月1*日15時12分
受付メール数:2/5
♀サオリ
26歳
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シンプルな募集文だったが、「攻めたり攻められたり」という言葉にピンときてしまった。
エッチが好きな女性がよく使用するキーワードなので、それなりに楽しめそうだと判断したのだ。
即座にファーストメールを送信。すると、5分ほどでサオリちゃんから返信が届いた。
すぐに話がまとまり、20時に新宿アルタ前で待ち合わせすることになった。
待ち合わせ場所に現れたのは中肉中背の女性。マスクのせいで顔の良し悪しは不明だったが、大ハズレではなさそう。
いつもの調子で話しかけ、ホテルに直行することに。
無事にラブホにチェックインして、室内でふたりきりとなる。
ここでようやくマスクを外すサオリちゃん。
ま、こんなもんか…。
彼女の顔は女優の「大塚寧々」を10倍地味にした感じだった。
不細工ではないが美人でもない。きわめて普通の顔立ちだ。
このレベルの女性だったら嫌われてもダメージは大きくないだろう。そこで、下ネタを中心にしたおしゃべりを楽しむことにした。
「サオリちゃんはよく【イククル】を使ってるの?」
「え? そ、そうですね。こうやって会うのはショーイチさんでふたり目です」
「そうなんだ。前に会った人とはもう会ってないの?」
「はい。あまりエッチの相性がよくなかったみたいで1回会っただけですね」
「うん。やっぱり相性が合わないと長続きしないよね」
「そうですよね。相性が合わないと最後までできないこともありますし」
「え? エッチの途中で終わっちゃったことがあるの?」
「は、はい。途中で男性が駄目になっちゃって…」
「それって前の人のこと?」
「いいえ。サイトで遊ぶ前のことなんです」
「へぇ、そういうこともあるんだ。俺からしてみたら考えられないなぁ」
「そうですか?」
「うん。サオリちゃんみたいに可愛いコとエッチしている最中に萎んじゃうなんてあり得ないよ」
「フフ、そう言ってもらえて嬉しいです」
それなりに男性経験の多そうなサオリちゃん。それゆえこうした会話にも慣れているのだろう。
「ちなみに、サオリちゃんはどんなエッチが好きなの?」
「サイトにも書いたように、攻めたり攻められたりするのが好きですね」
「俺もなんだよ。どちらかが一方的に攻めるより、お互いに色々したほうが楽しいよね」
「はい」
「じゃあ、今日はふたりで思いきり楽しんじゃおうね」
その後、別々にシャワーを浴び、ベッドインすることに。
まずは軽めのキスからスタート。すると、サオリちゃんのほうから舌をこちらの口内にネジ込んできたではないか!
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