こうして全力愛撫を叩き込んでいると、数分ほどでその時が訪れた。
「な、なんか変です! あ、頭がおかしくなっちゃいそうです」
「安心して。怖がらなくていいんだよ。そのままもっともっと馬鹿になっちゃってごらん」
「で、でも、こ、怖いです」
「ん? それじゃあ止めようか?」
「え!? い、いや、止めないでください」
「それじゃあ、もっと大きな声で“気持ちいい”って言ってみて」
「き、気持ちいい」
「よく聞こえないよ。ほら、もっと大きな声で」
「き、気持ちイイイイイイイイイッ!!」
気が付くとすっかりSモードになっていた筆者。しかし、これくらい強引にしないと彼女に初のエクスタシーを与えられないと無意識化で判断したのだと思われる。
「もっと早く、もっと強くするよ」
「い、イッ、イッちゃうぅぅぅぅぅぅっぅぅぅ!」
糸の切れた操り人形のように全身から力が抜けてしまったカナミちゃん。
両手で顔を隠していたので表情は分からない。ただ、荒い呼吸だけがしばらく続いた。
数分ほど放置してから小声で話しかける。
「カナミちゃん、大丈夫?」
「は、はい。だ、大丈夫だと思います」
「アソコ、痛くなったりしてないかな?」
「は、はい。なんだかいつもより熱くなってるみたいだけど、痛くはないです」
「それじゃあ、そろそろチンチン入れるね」
「は、はい」
「もちろんコンドームを着けるから安心してね」
「は、はい。わ、私はどうすればいいですか?」
「疲れちゃったでしょ? そのまま仰向けで寝てればいいよ」
「わ、分かりました」
サクっとコンドームを装着し、正常位で挿入開始。
ぬプにゅぬむじゅニュルんっ
手マンで念入りに攻めた直後だけあって、すんなりと根元まで挿入することができた。
カナミちゃんが痛みを感じていないのを確認してから、ゆっくりピストンを開始。
今度も左手で両乳首を摘まみ、右手の親指でクリトリスをコネ回す。
チンコの挿入角度を調整し、亀頭がGスポットに直撃するよう調整を行う。
「あぁぁぁ、ま、また、また変になりそうです」
「これが気持ちいいの?」
「は、はい! 気持ちいいいいいいぃぃぃ!」
絶叫を始めるカナミちゃん。実に耳障りのいい声だ。
このまま狂ったように彼女をイカせ続けたかったが、いかんせん筆者は早漏体質なのである。
数分ほどピストンを行ったところで限界が訪れてしまった。
「そろそろ俺もイクよ」
「は、はいぃぃぃ」
ふぅ。
大量のザーメンを吐き出しながら更に腰を加速させる。そして射精してから1分ほどで彼女も絶頂に達してくれたようだった。
余韻を味わってからチンコを引き抜き、後処理を開始。
カナミちゃんは息も絶え絶えといった様子なので、ティッシュでそっとマンコ周囲の液体を拭き取る。
「大丈夫だから、そのままじっとしていて」
「は、はい」
「あ! ちょっと待っててね」
ベッドから降り、スマホを手にする筆者。
「いま、アラームをセットするね。30分くらいこのまままどろんでいようよ」
「は、はい」
スマホをセットしてから彼女の横に寝そべり、二人並んで仰向け状態となる。
しばらくすると、彼女の呼吸音が落ち着いてきた。
あえて話しかけず、筆者も全身の力を抜いてリラックスさせる。
こうして30分ほどまどろんでから、帰り支度を始めることに。
「ね、カナミちゃん。帰る途中、階段とか駅のホームには気をつけてね」
「え?」
「今日は普段使っていない筋肉を酷使したはずだから、急にコケたりしないようにね」
「そ、そうですね。いつも以上に気をつけます」
その後、LINEのIDを交換し、再会を約束することにも成功。
ホテルを出て駅の改札口まで彼女を送り、無事にデート終了となった。
こちらの目論見通り、彼女に初のエクスタシーを与えた男になることができた格好だ。
あの様子ならそう遠くない将来に2度目のデートが実現できることだろう。次回も少しだけスイッチをSよりにして、更なるエクスタシーに導いてあげたいものである。
(文=所沢ショーイチ)
貯金ナシ、人望ナシ、彼女ナシの低スペック男でも、出会い系ならセフレが作れる! おれに初めてセフレができたので彼女とはできないド変態プレイをやってみた 望月あやか この記事を読んでいる全ての男性に分かってほ