ビタタン、ビタタン、ビタ、びたたんッ!
わざと腰の角度を調整し、キスの最中に彼女の下腹部を愚息で叩いてみる。
「しょ、ショーイチさんのアソコが暴れてますね」
「うん。キスだけでもイッちゃいそうなくらい気持ちいいんだ」
「わ、私もです」
こちらを抱きしめる力を強めてくるエリちゃん。
このままでは本当にザーメンを漏らしてしまいそうだ。
「ご、ごめん。もう限界だから入れてもいいかな?」
「は、はい」
光の速さでコンドームを装着し、正常位で合体を試みる。
彼女のようにマン毛が長い女性を相手にする場合、膣穴にその毛を巻き込まないよう注意しなければならない。
両手で左右のマン毛をかき分け、なんとか無事に挿入することができた。
あ、またアレだ!!
根元まで挿入したところで、また走馬灯が走った。こんな短時間で二度もトリップしてしまうのは初めてのことだ。
一秒でも長く挿入したいので、すぐにピストンは始めない。
キスしながらチンピクをスタート。
「え? ショーイチさんのが中で動いてます」
腰が動いていないのにチンコだけがピクピクと振動していることに驚くエリちゃん。
「エリちゃんのマンコが滅茶苦茶気持ちいいから、チンチンが勝手に動いちゃうんだ」
「そ、そんな風に褒められたの初めてです」
「本当に気持ちいいよ。一晩中ずっとこうして入れていたいくらいだよ」
だが、濃厚ディープキスのせいであっという間に限界が訪れてしまった。
このままでは一度もピストンしないまま射精してしまうことになる。それだけはなんとしてでも避けなければなるまい。
ここで下手に体位を変えようとするのも危険だ。膣内部の想定外の動きでチンコが擦れ、予告無しで発射してしまいかねないからだ。
無理やりキスを中断し、上半身を起こす。そして両手を彼女の腰に添え、高速ピストンを繰り出す。
「や、やん、ま、またイキそうっ!」
「お、俺もだよ、こ、このままイクよっ!」
ふぅ。
射精後も速度を落とさずピストンを続ける。その数分後、ついにエリちゃんも頂点に達してくれたようだ。
さらに数分ほどピストンを続け、残り汁を完全に出し切る。
さて、どうするべ?
チンコを引き抜いた次の瞬間に、お掃除クンニを仕掛けるべきか? でも、万が一それで彼女にヒかれたら目も当てられない。
しばし迷ってからチンコを引き抜き、ティッシュでエリちゃんのマンコを拭いてあげることにした。
その後、ベッドの上でまったりしながら感想を伝える。
「エリちゃんのアソコ、すっごく締まって気持ち良かったよ」
「わ、私も気持ち良かったです」
「でも、いきなりイッちゃってごめんね。本当に気持ち良くてこれっぽっちも我慢できなかったんだ」
「ショーイチさんに気持ち良くなってもらえて嬉しいです」
その後、帰り支度の最中にLINEのIDを交換することに成功。
「終電後の深夜でも、始発前の早朝でも構わないから、シたくなったらいつでも俺のことを誘ってね」
「はい。絶対にお誘いしますね」
再会を固く約束するふたり。そして、駅の改札口までエリちゃんを見送ってデート終了となった。
その数時間後、早速エリちゃんからメッセージが届いた。
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ショーイチさん、今日は本当にありがとうございました。
こんなに優しくされたことがなかったので今でも感動してます。
実はもうショーイチさんに会いたくなっています。
また来週にお誘いしてもいいでしょうか?
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なんて嬉しいお誘いなのだろうか! 速攻で「OK」の返事を出したのは言うまでもない。
だが、彼女の“ボボボーボ・ボーボボ”問題だけはなんとか解決したいものだ。これから先、数十回くらいデートを重ね、気を完全に許してもらってから剃毛プレイを提案してみるのもありだろう。
でも、なんだかんだ言っても嫌われたくないので、結局切り出せないんだろうなぁ。
(文=所沢ショーイチ)
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