ガギンっ!
フェラ開始2秒ほどでフル勃起する。相変わらず呆れてしまうくらい逞しい。
「じゃあ、ゴムを着けるから、今度はタマを舐めて」
そう指示を出す。キンタマをペロペロしてもらいながら、スルスルっと竿にコンドームを装着。
さて、どうすんべ?
どの体位でハメるか一瞬迷う。デブ体型なので騎乗位や座位は絶対にあり得ない。ケツも醜くて大きいので後背位も避けるべきだろう。
結局一番無難な正常位で合体することに。
太ももの脂肪も半端じゃなかったので、なかなか奥まで挿入できない。腰を前に押し出しても、バイーンと跳ね返されるような具合だ。
フッ。こんなの想定の範囲内だぜ。
チンポの先端だけを出し入れし、カリの部分を膣穴の出入り口に何度もこすりつける。
そしてピストンすること3分。ようやく射精の兆しが見えてきた。
「イクよ」と声をかけ、そのまま射精。
ふぅ。
すぐにチンコを引き抜く。そして、「じゃ、帰ろうか? シャワー浴びる?」と声をかける。
本当はヒロコちゃんにシャワーを浴びる間も与えたくなかった。今すぐ服に着替え、ホテルから出たかったのだ。
だが、こちらの想いは届かずシャワーに向かうヒロコちゃん。
その後、さくっと帰り支度を終え、ホテルを出たところでサヨウナラとなった。
今回は辛うじて怒りの感情を出さずに事を終えることができた格好だ。
しかし、いつの日か感情を爆発させてしまう日が来るかもしれない。そうなったら筆者も相手の女性も嫌な思いをするだけで誰も得する事はない。
そうならないためにも、体型を詐称するような女性がこの世からいなくなることを強く願いたい。
(文=所沢ショーイチ)