【ネットナンパ】自称「ちょいポチャ」の専門学生と即ハメ

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Illustrate by ながおか

所沢ショーイチ、ぽっちゃり女子に物申す

 むっちり体型の女性とデブ体型の女性、その違いは実にシンプルだ。

 ヤリたくなるのがむっちり体型で、側に近寄られるだけで不愉快になるのがデブ体型だと言えよう。

 ほとんどの男性読者が納得してくれる判断基準だろう。

 しかし、女性側の基準は全くの別物だというのが問題だ。とんでもないデブがむっちり体型を自称するケースが多すぎるのである。

 デビュー当時のフカキョンみたいな体型を期待して待ち合わせ場所に行ったら、メイプル超合金の安藤なつのような体型の女性が現れるというのは、出会える系サイト遊びでは珍しくない。

 そんな目に遭ったら、男性が怒るのは当然だろう。場合によってはその怒りが殺意にまで発展してしまうかもしれない。

 だからこそ、世の女性に強く訴えたい。自分の身の安全を図るために、己の体型を詐称するのは今すぐ止めていただきたいものである。


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学校の帰りに新宿でお会いしたいです(ハート)


今日はなんとなくエッチな気分なので、楽しませてくれる男性を探しています。

最近になってエッチの良さが分かってきたので、色々と期待しちゃってます(汗)


ちょっとポッチャリしているので、スレンダーが好きな方は無理だと思います。


12月2*日15時22分
受付メール数:0/5

♀ヒロコ
20歳
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 この書き込みは筆者愛用の出会える系サイト【イククル】のすぐに会いたい掲示板で見つけたもの。

 20歳の小娘が「ちょいポチャ」を自称しながら募集をかけているわけだ。

 なんとなく気になった筆者は、このヒロコちゃんの詳細プロフィールページをチェック。

 すると、彼女が専門学生だということが判明。どうせなら現役の女子大生のほうが良かったが、贅沢は言ってられない。

 エッチ好きをアピールするこのヒロコちゃんとなら思いっきり楽しめそうだ。そう考えながらアプローチを開始した。

 

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初めまして、ヒロコさん。

都内の会社員、ショーイチ・40歳です。

先ほどヒロコさんの書き込みを見ました。

私もちょうどエッチな気分だったので、ヒロコさんとふたりで気持ち良くて楽しい時間を過ごしたいです。

今日は仕事は休みなので、待ち合わせ時間は何時になっても大丈夫です!


あ!

お返事もらえたら、私の写メを送りますね。

それを見てからで構わないので、検討してもらえたら嬉しいです。

では。
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 こんなファーストメールを送信したところ、数分ほどで返信が届いた。

 そこからあっという間に話がまとまり、その日の18時に新宿で待ち合わせすることに。

 待ち合わせ場所は新宿アルタ前。まだ見ぬヒロコちゃんの姿を想像しながら彼女の到着を待つ。

 18時の待ち合わせなので、終電まで5時間以上はある。上手く事が運べば、2回戦や3回戦も可能だろう。多少のブスやデブであろうと、複数回射精できればきっと満足できるはず。

 この二日ほど前、セフレとのデートが向こうの都合でキャンセルになっていた。それゆえザーメンが3日分以上も溜まっていたので、限界に近かったのである。

 そんな事を考えていると、ほぼ時間通りにそれらしき女性を発見。

 

チッ!

 

 近くの人に聞こえてしまうくらいの大きさで舌打ちしてしまった。

 ヒロコちゃんの体型は、お笑トリオ「3時のヒロイン」の「ゆめっち」みたいだったのだ。

 さらに目を凝らして観察すると、顔は同じくお笑い芸人の横澤夏子みたいな細目で、頭部がデカかった。

 顔も体型も筆者の好みとは真反対。デリヘルでこんなのがやってきたら、秒でキャンセルするレベルだ。

 

ぐぬぬぬぬぬッ!

 

 思わず半歩ほど後ずさってしまった。そのまま回れ右して雑踏に紛れて去っていくという選択肢もあった。

 だが、寸でのところで思いとどまる。

 出会える系サイト遊びにおいては、この女性くらいの容姿は「中の中」に分類される。この程度で顔パスしていたら、筆者の精巣はとっくの昔にパンクしていたはずだ。

 それに、そもそも筆者は相手の容姿にイチャモンをつけられるような身分ではない。タダマンさせてくれる女性は等しく女神でしかないのだから…。

 覚悟を決め、彼女に話しかけることにした。

 

「こんばんは、ヒロコちゃんかな?」

「あ、はい。そうです」

「さっきサイトで約束させてもらったショーイチだよ。今日はよろしくね」

「は、はい。こちらこそよろしくお願いします」

「じゃ、早速だけどホテルに向かおうか?」

「は、はい」

 

 タダマンさせてくれる女性にはとことん優しくするというのが筆者のモットーだ。しかし、それは女性の容姿が一定以上のレベルに達している場合だけ。

 ヒロコちゃんのような女性には省エネモードに入り、必要最低限の会話しかできなくなるのだ。

 世間話もしないまま、いつもよりグレードの低いラブホテルに到着。

 室内でふたりきりになったところで、軽く下ネタを振ってみることにした。

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