美咲かんなエッセイ:ふしだらな気持ち「2020を振り返る」

AV女優・美咲かんなが日常を綴る連載エッセイ:ふしだらな気持ち

 突然だが、2020年を振り返ろうと思う。なぜ急にそんな話になったかというと、もう師走も半ば、年末年始の原稿を入稿して新しい年を迎える準備をする頃である。いや、本当ならばもうとっくに済んでいなければいけない頃である。他の仕事に気力と体力を注ぎ込んだ結果、原稿に取りかかれなかった…というのが言い訳だ。

 ひとつ仕事が終わるたびに魂が抜け、ベッドとソファを行き来するのが精一杯という日もあった。「今年の締めくくりにふさわしいものを」と編集担当さんに言われていたので色々考えてみたが、そもそも語って聞かせるのにふさわしいエピソード自体がなく、大苦戦である。

 「週明けに提出します!」と編集担当さんに大嘘をついてしまった自分に心の中で往復ビンタ。ついでにラリアット。もちろん心の中で。

 そんな矢先、天から降ってきたテーマが「2020年を振り返る」だ。

 小学生ですら真っ先に思いつきそうなほど、単純である。むしろもっと早く今年を振り返ればよかった。

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美咲かんな

2020年を振り返る

 さて、今年は君たちにとってどんな年だっただろうか。清水寺で発表された今年の漢字が「密」だったように、2020年とコロナがリンクしている人も多いことだろう。生活様式にも変化をもたらし、令和2年は昨年にも増して新しい時代という印象だ。

 人混みや人と集まる機会は元々避けるタイプだったので、個人的に影響を受けて困ったということは少なかったが、緊急事態宣言時にスーパーに行く回数を制限されたりトイレットペーパーが買えなかったりしたときは多少不便さを感じた。

 感染症の拡大も手伝ってか、2020年は1度も飲み会というものに参加する機会がなかった。実は全く誘われなかったわけではないが、スケジュールとの兼ね合いが難しく、お断りさせていただいた。つまり、今年は酒を飲んでいないのだ。

 我が家に飲酒の習慣はなく、日々の晩酌や飲みに出かけるということはないが、ごく稀に家族が「ほろよい」を買い、それを一口もらうということがある。酒を飲んでいないというと少し語弊があるというか、正確にいえば飲んでいるのだけど、これはもう飲んでいないということにしたい。それ以外にアルコールを摂取する機会がないのは事実である。

 極力飲酒は控えた方がいいと思っているので、これまでも年に数回誘われれば飲む程度だった。飲み慣れていないこともあり自分のちょうどいい量がわからず、周りに合わせて失敗してしまったことも過去には何度か…。

 以前飲みすぎてしまい気付いたらなぜか高尾山にいたことがあるのだが、それをSNSに書いたところ未だにフォロワーにいじられるので、もう二度と失敗談は書くまいと心に誓った。ちなみに高尾山に関しては、飲んでいた場所からも近くはないし自宅ともかけ離れていたので、本当に謎である。

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 外に出て遊ぶ機会も減った分、生活を大事にできた1年になったと思う。家族と過ごす時間が増えたし、食事や睡眠を確保しやすくなったので体調管理の強化もできた。それでも季節の変わり目には具合が悪くなるし、仕事の前後は常に屍状態となったが。

 2021年もこの調子で、自分の生活や仕事と向き合っていきたい。ありがたいことにこのエッセイを始めることができたので、発信する機会が増え、ようやく居場所ができたような心地だ。もっとエッチで面白い文章が書けるといいのだが、それは年明けからの課題にしよう。まだ発想が小学生の域を出ないので、せめて中学生くらいのセンスまで成長したいところである。

 エッセイを読んでくれている君たち。いつもありがとう。写真がちょっと見たいだけの君たち。ありがとう。間違えてURLをクリックしてしまっただけの君たち。ありがとう。そんな君たちの来年も笑いに溢れ、健康で穏やかな1年になればいいなと、心から願っている。

 今年もお世話になりました。私はこの後年始の原稿を頑張ります。それでは、皆さん、よいお年を!

美咲かんな

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【美咲かんな】
生年月日:1994年7月3日
スリーサイズ:T158・B85・W58・H88(cm)
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 突然だが、君たちはセックスについて真剣に考えたことがあるだろうか。私はいつも考えている。秋の夜長の暇潰しに、今日もまた一緒に聞いて想像して、悶々していただきたい。セックスという言葉を知ったのは中学1年生くらいの頃だったと思う。長らくウブだった私はエロについての知識を全くもっておらず、ある日、同級生の男子に「セックスって知ってる?」と茶化すように聞かれた。それが「セックス」との出会いだ。その後同性の友人に何のことか教えてもらおうとしてもはぐらかされてしまい、辞書で調べたが詳細がよくわからないまま放置した。

癒し系美女・美咲かんながAV女優の日常を綴る連載エッセイ:ふしだらな気持ち ある日の話  11月某日、都内某所。私はエッセイの締め切りに追われ、とあるカフェで執筆活動に勤しんでいた。いや、実際は締め切りについて口うるさく

本棚が欲しい。そう思い始めてから既に1年近く経っている。数年前までは扉付きの棚に収納していたのだが、あまり大きい棚ではなかったのであっという間に満杯になり、結局段ボールや蓋つきの箱に入れることが多くなってしまった。それからずっと本棚は構えていない。

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