【女と男の隔たり】セックスの意味

 メンズサイゾーの【エロ体験談】で、前人未到の賞金レース6連覇を達成した常連投稿者・隔たり。投稿すれば賞金ゲットというほどの人気を誇った彼のことは、エロ体験談愛読者の皆さんであればよく覚えていることだろう。

 今連載では、そんな隔たりが「エロ」と「セックス」について考える。痴的好奇心旺盛なエロ体験談王者は、何を語るのか――。

 

【女と男の隔たり】セックスの意味の画像1
※イメージ画像:Getty Imagesより

 

セックスが終わった後、僕の中には何が残るのだろう


『感情の読めない無表情な女』


「明日晴れるみたいなんですけど、良かったら会いませんか?」


 布団の上で寝返りをうちながら、そうラインを送る。時刻はもうすぐ0時。突然の誘いになってしまったからどうせダメだろうと半ば諦め、その女性とのトーク履歴を遡る。

 その女性、ゆうかとはmixiで知り合った。何度かやり取りした後、彼女の家で会うことになり、けっきょくセックスをした。その日は大雨だった。

 ゆうかは口数が少なく、何を考えているのかわからないような女性だった。唯一わかったことといえば、「雨が嫌い」ということだけだった。

 トーク履歴を見ても、ゆうかからの返信は「はい」「そうですね」という素っ気ないものばかり。しかし、セックスをした日の夜に来たラインは、僕の心を踊らせた。


「今日は楽しかったです。また会いたいです」


 一般的な女性からのLINEだとしたら、この返信は普通かもしれない。しかし、相手は感情表現をあまりしないゆうかだ。そんなゆうかが「楽しい」と思ってくれている。セックスをして「また会いたい」と言ってくれている。僕はそれが嬉しかった。

 この日のゆうかの返信を見ると、あの日のセックスが蘇ってくる。ゆうかの家の床の上で、服を着たままの、決して最高のセックスとは言えなかったが、雨の音を背にした生活感あふれる中でのセックスは、妙に僕の心に残っている。


「はい」


 ゆうかとのセックスを思い出していると、返信がきた。トーク画面を開いたままなので、既読をつけてしまったことになる。僕はすぐにゆうかに返信をした。


「ありがとう。何時くらいに会えそうかな?」

「夕方なら」

「仕事は休み?」

「はい」


 前回ゆうかの家で会ったが、彼女の家は僕が住んでいる実家から1時間半以上かかる。正直それを考えると、腰が重くなる。


「そしたら新宿で会うのでも大丈夫?」


 新宿なら、僕の実家からもゆうかの住んでいるところからも行きやすい。


「わかりました」

「そしたら14時くらいに新宿で」

「はい」

「楽しみにしてるね」


 そのメッセージに既読はついたが、ゆうかからの返信なかった。明日、ゆうかはちゃんと来るのだろうか。そんなことを不安に思いながら、僕は眠りについた。

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