【女と男の隔たり】セフレと恋人の境目 〜第2夜・前編〜

 メンズサイゾーの【エロ体験談】で、前人未到の賞金レース6連覇を達成した常連投稿者・隔たり。投稿すれば賞金ゲットというほどの人気を誇った彼のことは、エロ体験談愛読者の皆さんであればよく覚えていることだろう。

 今連載では、そんな隔たりが「エロ」と「セックス」について考える。痴的好奇心旺盛なエロ体験談王者は、何を語るのか――。

 

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※イメージ画像:Getty Imagesより

 

あのね、引かないで欲しいんだけど、私が舐めたいの。


『セフレと恋人の境目 〜第1夜〜』


 セックスした次の日の目覚めは早い。それは興奮の名残によって眠りが浅くなるからだ。七海と触れ合った感触がまだ、身体の至るところに残っている。

 ひとつの布団にくるまった僕と七海。その中で向き合っている裸の僕らは、まるで母親のお腹の中にいる双子の赤子のようだ。肌に直接触れる布団が冷たい。セックスの翌朝はいつも、夢の中にいるような不思議な気持ちになる。

 他人の部屋、他人のベッド。昨日まではこの部屋にいることなんて想像していなかった。頭の中で想像したものよりも不思議な世界を現実は見せる。自分の想像力なんていつもちっぽけなものだ。

 七海を起こさぬようにそっと布団から抜け出し、携帯で時間を確認する。朝の4時。部屋は夜中とはまた違った、灰色の暗さに包まれている。

 働いてない僕には今日、予定がない。七海の方は確か、仕事だったはずだ。

 トイレで用を足し、手を洗って部屋に戻る。七海は寝息を立てながらスヤスヤと寝ている。もう一度横になろうかと布団をめくると、力の抜け切った無防備な裸体が目に入った。胸は重力に素直に従い、だらんと下に垂れている。僕はそれを、子供が初めてのものを見た時のような純粋な好奇心で何気なく触る。

 

 昨日、アプリでマッチングし、料理が趣味という流れから、七海の家でご飯を食べることになった。そして、「明日も食べて欲しい」と言われ、そのまま家に泊まることになり、セックスをした。


「私のベッドで寝ていいからね」


 ご飯を食べ終わった後、どうやってベッドで一緒に寝ようかと考えている時、七海は僕の思いを見透かしたようにそう言った。その言葉は、セックスしてもいいという覚悟にも聞こえたし、ただの優しさとも捉えることができた。

 僕は「七海はどこで寝るの?」という言葉を飲み込み、


「ありがとう」


 とだけ言ってシャワーを浴びた。そして僕が出ると入れ替わりに七海が入り、僕は言われた通りにベッドに寝て七海を待った。

 七海の入浴時間は長かった。僕とのセックスを想像しながら体を洗っているのだろうか。泊まることが確定し、ベッドに寝転がっている今、どんな状況もセックスできるという確信に繋がってしまう。

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