浜松の老舗ヘルスで美熟女のマットプレイで昇天【俺のフーゾク放浪記・静岡編】

 駅周辺を一回りすると、千歳町商店街のあるうなぎ料理『あつみ』へ。明治40年創業の老舗で、うなぎ料理コンクールで金賞を受賞したという名店である。店内で30分ほど待ち、うな重を頂く。さすがに旨い。上品な味わいである。久し振りに美味しいうなぎ料理を食べることができて満足する。

 

『あつみ』うな重

 

 食後に近くの喫茶店『Room112』へ入り、珈琲と煙草で一服する。しばらく寛いでから、フーゾクへと繰り出した。

 午後2時前にクラウンビル3階のヘルス『天竜』に入店する。HPで「11000円からのマットプレイ」と謳っている老舗で、前から一度入ってみたかったのだ。エレベーターで3階まで行くと、受け付けでお試し30分コースを選び、入浴料5千円を支払う。後で女のコに残りの6千円を渡す、昔ながらのソープのようなシステムだ。

 

ヘルス『ヘルス天竜』

 

 先客は2名で、シャンデリアの掛かった豪華な待合室で時間を潰している。2時過ぎにご案内となり、階段の前で嬢と御対面。目の前に現れたのはスナックのホステスのような大柄な熟女であった。


「Aです。どうぞお部屋へ」


 最安のお試しコースだからか、どうも素っ気ない。部屋に入ると、急いで服を脱ぎ、金色のスケベ椅子で身体を洗ってもらってから、家庭用のようなアルミの湯船の中へ。タイル張りの壁といい、ピンクの洗面器といい、何だか銭湯にいるようだ。


「この椅子高いのよ。1万5千円。このマットは8千円」


 お風呂の湯に浸かり、身体を温めてから、急いで銀色の7段マットの上にうつぶせになる。ここからが凄かった。密着ボディ洗い、裏千流下り、パイ洗いと続くのだが、とにかくプレイが速く激しい。

 泡まみれの身体の上を嬢の両手と口と舌が縦横無尽に這いずりまわるのである。そう、まさに「天を駆け昇る竜」のごとし。仰向けになると、同様に舌と指先で全身を愛撫され、瞬く間に勃起し、口内発射で昇天する。洗面器でお風呂に溜まったお湯を掛けられながら、しばし呆然自失に。何だか昇り竜と格闘した感じだ。


「年末の休みに入っているから、混んでいる。夜飲んでから来るお客さんが多い」


 相変わらず態度は素っ気ないが、「ありがとう」とお礼を言って部屋を出る。帰り際にエレベーターの前で深々とお辞儀されて、恐縮しながら店を後にする。

 すぐ近くの喫茶店『紅』でシフォンケーキとコーヒーのセットを頂き、一息ついて今日の取材を終える。浜松の老舗ヘルスは、たった30分でそれなりにマットプレイが楽しめる、全国でも珍しいお得なお店であった。

 

『紅』シフォンケーキとコーヒー

 

(取材・文=生駒明)

※記事内の名称や金額などは取材時のものです。すでに変更の場合もあります。ご了承ください。

 

【生駒明(いこま・あきら)】
1973年、愛知県生まれ。全国各地の歓楽街に足に運び、地方の風俗情報に明るい。長年にわたって「俺の旅」を世に送り続けてきた日本屈指の風俗通。

men's Pick Up