【エロ体験談】僕の出会い系戦歴 ~高円寺の怪物編~

 もはや、「人違いです」と言える空気でもなく、完全に捕まる。このとき僕は、「今度から出会い系で会うときには、こちらの格好は曖昧に伝えよう」と思った。

 ともあれ、地獄の始まり。

 まずは、一方的なトークから…。


「あー。良かったー! 変な人だったら帰ろうと思ってたんだよねー」

「私、今日はかなり欲求不満なのー」

「青テンさんは責められたい? 責めたい?」

「写メ見て私のおっぱいに埋もれたいって思ったんじゃないの? ふふ」

「じゃあ早速ホテルに行きましょ!」


 こんな感じのマシンガントークに押しきられ、そのままチェックイン。由美さんが、「今日はゆっくりしたいなぁ」とおねだりしてきたので4時間の休憩で部屋をとった…。

 ひとまずベッドに腰をかけると「パシャッ」と音がした。由美さんのことを見ると、なんと僕の写真を撮っていた…。


「私、ホテルに入った瞬間に逃げられたことがあって、それからは保険でこうしてるの。気にさわったらゴメンね」


(あぁ終わった…これ、完全に脅しですやん。逃げたら写真をばらまくと…)


 そんな風に思いながらも、「僕はそんなことしませんよー。安心してください! だから終わったら消してくださいね」と明るくお願いし、いよいよ始まる4時間の地獄を覚悟したのだった。

 

※※※※※※※※※※※※

 タバコに火をつけて一服。由美さんがコーヒーをいれてくれる。それから、今日のプレイ内容を細かく聞いてきた。


「まずは私が責めてあげるから、好きなときにイッてね」

「フェラは激しいほうがいい? それともゆっくりされたい?」

「耳舐められたい? 乳首は感じる?」

「私は乳首が性感帯なの。あとは中よりもクリ派だから」


 「どうでもいいよ。好きにしてくれ」と思いながら適当にうなずく。すると彼女は、「じゃあ私、ちょっと着替えてくるから」と風呂場に入った。

 

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