「ってことは、他の店も近くにあるはず」
そう思い辺りを見回すと、路地の反対側にキャバクラなのかおっぱいパブなのか、18禁の匂い漂う看板が。思わず股間をさするのだった。
大山のスケベ野郎たちは、ここら辺で至福のひとときを味わっているわけか…。
ちなみに料金は、ピンサロが6000円からで、セクキャバが2980円から。ハシゴするんだって目の前だ。
駅が隔てる平和な街の光と陰
次に向かったのは、調査の時点で「マジか⁉︎」と思ったときわ台駅。大山から二つ目、池袋から5つ目の駅だ。住所は「常盤台」と漢字だが、駅名はひらがな表記だ。
そんなときわ台駅の北口改札を出ると、真ん中に緑地帯のある立派なロータリーが。ウィキなんとかによると、「常盤台1、2丁目は、東武鉄道が住宅地を分譲する際、当時の内務省の都市計画に基づいて作ったため…」瀟洒な雰囲気の街になったとされている。つまり、常盤台の顔はここら辺ということだ。
そのロータリーを中心に、放射線状に路地が伸びている。ロールプレイングゲームならどの路地を進むかで運命が決まってしまうところだが、賢明な筆者は、大山と同じ轍を踏まぬよう、電車の中で目的の店がどこにあるのかをリサーチしておいた。