【ニッポンの裏風俗】福島県:裏風俗は消えても、なくならない貴重な財産

 前回、仙台を取り上げた(※)からというわけではないが、復興途上にある福島の風俗もぜひ書き残しておきたい。

※前回の記事↓↓↓

平成の時代、東北で夜が一番楽しかった街、それは仙台だった。 仕事で柄、全国の歓楽街に取材&遊びに行ったが、その中でも仙台取材は楽しい仕事だった。


 冒頭から“後悔していること”になるが、福島で2002年~2007年頃話題になり、行こう行こうと思っているうちに摘発されてしまった裏風俗がある。それは、白河の某温泉旅館のピンクコンパニオンコースだ。

 ピンクコンパニオン遊びなんて、お座敷後にオプションがあるのはわかりきったこと。“なにもここだけピンポイントに狙わなくても”とも思えるが、よほどハデにやっていたのだろうか。

 

※画像はイメージです。


 筆者は残念ながら行ってないし、わずかに残る資料を基に想像するに、単なるピンクコンパニオン遊びというよりは、一発屋旅館的なものだったのかもしれない。風俗はそう多くない地域だけに、貴重な店を失ってしまった。

 実際に潜入取材した中で記憶に残っているのは、福島市置賜町にあった「P」というピンサロだ。取材したのは2008年で、すでに風営法で路上での客引きや声かけは禁止されていた。しかし、置賜町は普通に客引きがいて、声をかけてくれたのが逆に嬉しかった。

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