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平成のフーゾクを振り返る ~街にピンクチラシがあふれていた頃(昭和50年頃~平成23年頃)~


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 平成19年頃から、当局による大掛かりな「浄化作戦」が開始された。これによってさまざまなフーゾクの業態が影響を受けた。そのなかで、ピンクチラシも排除を余儀なくされた。公衆電話が少なくなり、フーゾクの情報源が紙からインターネットに移行したことも影響して、ピンクチラシは急速に姿を消していった。そして平成21年後半頃には、ピンクチラシはほとんどの街から排除された。

 平成23年頃、都内の新橋や渋谷などで、すっかり少なくなった電話ボックスに、2種類程度のピンクチラシが数枚ずつ貼りつけられているのを見た。手にとって確認すると、雑誌のグラビアか何かをカラーコピーしただけの粗雑に作られた代物だった。

 現在、街でピンクチラシを見かけることはほとんどない。そして、電話番号が記された小さな紙切れの意味が理解されなくなる日も、そう遠いことではないと思われる。

(文=橋本玉泉)


『赤羽駅前ピンクチラシ 性風俗の地域史』

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