■タダでは転ばない変態日本男児
ぼくとAはお姉さんのキャンプスペースにお邪魔して、彼女の友達の南アフリカ人B（インド系。背が低くてやや太め）とおしゃべりしていた。
B「彼女、ヤッてるわね」
JOJO・A「……」
触発されたのか、なにやらムラムラしてきた様子のB。目がトロンとしてる気がする。
すると、すかさず変態日本男児AがBの手を握った。そしてソッコーでキスをかますA。
そのまま見ていたい衝動をぐっとこらえて、空気を読んで少し離れた場所に移動して様子をうかがうJOJO。暗くてよく見えないが、イチャイチャしているのは分かる。
いつテントに連れ込むのかワクワクしながら見ていたが、結局小一時間経っても同じ場所から動くことはなかった。
そうこうしているうちに、一戦終えて裸のままテントから出てくる亀甲縛りお姉さんと白人の若者。寄り添いながらタバコをふかしている。
あぁ、なんて面白い空間なんだろう。
そう思いながら、ぼくは夜のバーンに繰り出した。
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