【ニッポンの裏風俗】歌舞伎町で出会った“生”アガシ

 その店は、歌舞伎町にある新宿区役所から目と鼻の先、歩いて1分ほどのところにある雑居ビルに入っている韓国パブです。でも、筆者がわざわざ普通の韓国パブに行くわけはなく、それなりの理由があるのでした。

 ドアを開けるとすぐにママがやってきたので、料金を尋ねます。


「飲ミ放題、1時間1万円。ブスイナイ、美人ダケヨ(笑)」

「デートはできるの?」

「ウフフ、ダイジョブヨ。ショート2万5000円ネ」


 そう、この店は、美女がいると評判の連れ出しパブ。歌舞伎町には、箱ヘルは激減しても裏風俗の営業は連綿と続いているのです。

 店内はソファーのボックス席が5つほどあり、インテリアといい、大型のカラオケモニターといい、とても1万円で飲み放題の店とは思えない雰囲気。常連と思しきおっさんが、覚えたてであろうDA PUMPの「U.S.A.」を熱唱してた(笑)。

 開店直後だったらしく、待機席には女のコが7、8人。ソファー席に案内されると、ママに連れられて来たのは、長身のロングヘアーで、いかにも韓国美女なアガシでした。

 

「ユリデス。コンバンハ」 


 美人で日本語も達者で笑顔もかわいい。


うん、彼女なら何も問題ない。


 そう確信して乾杯すると、ユリの方から腕と腕、腰と腰を密着させてくるのでした。

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