【ブッ飛び素人モデルFile】援交で食いつなぐ超ポジティブ系のネカフェ難民女子

※イメージ画像:Getty Imagesより

 

 1998年から2018年7月まで、20年間にわたり編集者としてエロ本に携わってきたという川田拓也氏(48歳)。ハードでエグいマニア誌から始まり、引退までの13年はコンビニ系のアダルト誌を編集。趣味と実益を兼ね「ハメ撮り写真は極力自分で撮る」が信条だったとか。

 そんな氏がエロ本編集者人生を振り返り、今思うのは「風俗嬢よりAV女優より、いろんな意味で本当にエグいのは素人女性!」だということだそうで…。川田氏が、足かけ20年でハメ撮った720人以上の女性の中から、今でも忘れられないブッ飛び素人モデルとのエピソードを蔵出しする。


【ブッ飛び素人モデルFile 017】
援交で食いつなぐ超ポジティブ系のネカフェ難民女子/桜子(20歳・無職)

 昔から「母は強し」なんてことを言いますが、母親じゃなくても、女ってのは強いものなんですよねぇ。逞しいというか、心臓に剛毛が生えてるというか。

 特に、風俗で働こうとかAV女優になろうとか、そして、バイト感覚でエロ本モデルをやろうって女性には、その傾向が顕著ですよ、やっぱり。きっと「べつに私が何して稼ごうが私の自由でしょ?」ってな「開き直り力」が高いんでしょうね。

 でも、見方によっては図々しとも思えるその「開き直り力」に、“これは見習わねば”と思わされることってあるんですよね。

 僕がその女のコ、桜子に会ったのは2008年の2月ごろ。2007年の年末に発表された流行語大賞で「ネットカフェ難民」という言葉がトップテンに入った翌年のこと。雑誌の企画で「ネットカフェ難民女子救済企画」をやろうということになったんです。救済なんていっても、企画内容は「ここまでデキたら5万円チャレンジ!」的なエロ本らしい低俗企画だったんですが(笑)。

 それはともかく、ネカフェ店員にお金を渡してこっそり住人女子を紹介してもらったり、出会い系の掲示板に「雑誌モデルのバイトあります」なんて書き込みをしたりして、ネカフェに住んでる女子を探すことにしたんです。

 そんな中で見つけたのが、出会い系の掲示板にアップされていた「上野のネカフェからです。これからサポしてくれる優しい男性いませんか?」というメッセージ。サポってのはサポートの略で、つまりは援助交際ってことですね。メールのやり取りをしてみると、ネカフェに住み始めて2カ月だという女子でした。これは企画に打ってつけだということで軽く内容を説明し、


(夕ご飯おごりますから、とりあえず会ってお話ししませんか?)

(うれしいです、ハンバーグ食べたいです♪)


 と、アポを取り付けたんです。そして、待ち合わせ場所の上野の丸井前に現れたのが、前述した桜子というわけ。

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