亜紗美 主演・引退作『ツングースカ・バタフライ〜サキとマリの物語〜』、ハンブルク日本映画祭のオープニング作品としてワールドプレミア上映!!

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しじみ:そっか。切ない…。そんなあさみんがアクションに目覚めたのはいつなの?

亜紗美:AV事務所も私が役者やりたいって意思を汲んでくれてて、Vシネの案件とか振ってくれてたの。

しじみ:いい事務所だね。

亜紗美:その中で、井口昇監督の『おいら女蛮』(編注:Amazonで買えます→コチラ)主演の話があったの。でも井口ワールド全開で、オナラしたり変顔したりするシーンがあって、事務所の社長は難色示してたの。その頃の亜紗美はゴッリゴリのロリ系だったから(笑)。言っとくけど、お菓子系アイドルって私が元祖だからね!!!

しじみ:詐欺だ(笑)。相当キャラ作らされてたんだ。

亜紗美:そう。でも脚本読んで魅せられて、私はこういうのがやりたい!って思ったの。だから社長を説得して、なんとか出演できた。それでその後『片腕マシンガール』(編注:Amazonで買えます→コチラ)にも抜擢してもらって、本格的にアクションに目覚めていったかな。その時のアクション監督が私の師匠なんだけどね。

 

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しじみ:『片腕マシンガール』一世を風靡したよね! 最高だった!!

亜紗美:脱ぎが出来てアクション出来る人はいないから、これでアクション覚えたら仕事が来るんじゃねーかっていう安易な発想で始めたら、読みが当たってどんどんお仕事頂けるようになった。

しじみ:結構戦略家なんだね。

亜紗美:一応ね(笑)。そっからじゃないかな、脱がない役が来るようになったのは。

しじみ:今はもう脱がないの?

亜紗美:ホン読んで「これは亜紗美じゃないと出来ない役です! 亜紗美のために書いた役です!」っていうくらいの熱量で、且つ「ここは確かに脱がなきゃ面白くないね」って思える必要性のある脱ぎだったら引き受けるけど、それ以外はやんないかな。

 

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しじみ:かっけー。私と大違い過ぎて耳が痛い…。そうやって努力で地位を確立したアクション女優・亜紗美なのに、本当に引退しちゃうの!?

亜紗美:うん。新作『ツングースカ・バタフライ〜サキとマリの物語〜』が引退作だね。この作品は『アジョシ』(編注:ウォンビン主演の韓国アクション映画)みたいなのがやりたいと思って、自分で知り合いの制作会社に提案したんだよ。

しじみ:企画・主演 亜紗美だ! めっちゃ楽しみ!!

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