本サロはもうなくなった?本サロの現状と潜入レポート

本サロとは?

 風俗が好きな男性はサービスを受けている最中に、一度は「このまま挿入させてくれないかな」と思ったことがあるのではないだろうか。
 本サロは「本番」アリのピンサロをさす。ピンサロでは嬢が口淫によって射精へと導くが、本サロは「本番行為」で客をフィニッシュさせるのがウリだ。

本サロはもうなくなった?本サロの現状と潜入レポート

 法律上ピンサロでは本番行為は禁じられている。警察に摘発されれば営業停止になるため、表立って「うちは本番アリだ」とは言えないのだ。

 もちろん大多数のピンサロは法律に則り営業している。抜く際はフェラもしくは手コキのいずれかで、それ以上のサービスは提供していない。

 客からすれば非合法でも本番できればしめたもの、という感覚だが、経営者にとってはそうもいかない。いつ警察に発覚するか分からない以上、違法行為に手を染めるなんてできないからだ。

 一部の店舗では「VIPルーム」なる個室を設けて生本番させているが、やはり少数。そうした店舗は知る人ぞ知る「名店」としてマニアの間で有名になるものの、大多数のピンサロは本番サービスを提供していない。

 かつては赤羽や西川口などで多くみられた本サロだが、今ではほとんどその姿を消した。ネット上には「○○っていうピンサロでは本番できる」といった情報が散見されるものの真偽は不明だ。

 「西川口」で遊んだことはありますか? 言わずと知れた埼玉県の有名風俗街ですが、仮に遊んだことがなくても、“西川口流で”という人は多そう(笑)。

 いずれにせよ本サロは今では希少な業態である。NK流なんて言葉が流行った「古き良き時代」の頃と違い、現在は違法風俗店の締めあげがだいぶきつくなっている。本番を求めて訪れる客による需要があるとはいえ、新規に出店するのは至難の業であるのは確かだ。

「やっぱり寂しくなってるなぁ~」ある夜、ある場所で誰に言うのでもなく、独り言としてつぶやいた。その場所は埼玉県川口市の西川口だ。  そう、ほんの10年前までは夜な夜なネオンの光が妖しく街を照らしていた地域である。目的は西川口の地名から取った『NK流』という御当地サービス。いわゆる本○行為だ。かつては百軒以上ものNK流店が並んでいたものだが…今は真っ暗である。

本サロのシステム

 そのサービス上、「特別なピンサロ」といって差し支えない本サロだが、気になるのはやはり料金ではなかろうか。まして生本番可能となれば、それなりに出費がかさむのはやむなしと思うのも当然だ。

 料金システムは概ね1万円~1万5千円が相場とされる。通常のピンサロが3千~6千円で収まるのに鑑みるとやはりそこそこなお値段だ。

 同じく本番できるソープと比較した場合、かなりリーズナブルであることが分かる。激安店ならいざ知らず大衆店ならば2万・3万なんてザラにあるからだ。2万円未満で本番アリならかなりお得だろう。

 プレイの流れとしては、気に入った嬢を指名もしくはフリーで指名。嬢と酒を交わして良い気分になったところでプレイ開始と相成る。

 プレイ内容はフェラ、手コキ、ディープキス、素股、(生)本番と、ほぼすべて網羅している。通常のピンサロと同じく30分や45分の短時間制なので、シャワールームはなく、プレイ前後に汗を流すことはできない。

 生が可能かどうかは嬢次第。たとえ店舗で生本番が禁止されていても、嬢によってはNSでプレイできるかもしれない。

 時間内なら何度発射しても構わないが、時間的に2回戦以上はきつい。早漏やよほどの絶倫でもない限り1回戦でタイムアウトになってしまう。

 ただ、時間を有効に使えば終始ハメっぱなしももちろん可能。前戯もそこそこに挿入すればほぼすべての時間、嬢と繋がっていられるからだ。

本サロはどこにある?

 かつてのように本サロを出店できないばかりか、古くから営業していた店舗も風俗浄化のあおりを受けて一気に減った。

 現在では東京・赤羽や埼玉・西川口、栃木・小山、福岡・小倉などきわめて限定的なエリアのみ。もちろん大々的に本番店などと広告できないため「知る人ぞ知る」本番店としてひっそり営業している。

 以上のエリアで比較的「聖地」として有名なのが小山。ちょっとしたピンサロ街が形成されており、また全国的に見ても小山は本サロの数が多いことから遠路はるばる訪れる客が少なくない。ただ、数が多いということはそれだけ摘発される可能性もあるということ。実際、2018年4月にとある老舗本サロが廃業に追い込まれた。詳細は不明だがおそらく摘発を受けたものと思われる。

 全国レベルで本サロはその数を急速に減らしている。マニアにとっては歯痒い限りだが、これも時代の趨勢と言わざるを得ない。

本サロで有名な都市

 埼玉の熊谷、群馬の館林、そして栃木の小山は「北関東三大本サロ街」として有名だった。しかし、この「北関東三大本サロ街」も、警察の摘発により今や壊滅的である。

 栃木県小山の本サロが人気だった大きな理由と言われている「女の子の若さとカワイさ」を画像付きでクローズアップした、在りし日の栃木県小山の本サロの潜入レポートは↓こちら↓

 親愛なる本サロ好きの読者の皆様、GWも終わったところで残念な報告をしなくてはなりません。ご存じの方も多いかもしれませんが、“関東最後の砦”と言われた栃木県小山市の本サロ街が、ついに壊滅したのです。

 さらに以前は群馬の伊勢崎や埼玉の越谷などにも多数の本サロがあったのだが、こちらも警察の摘発により当該エリアはほぼ壊滅状態に追い込まれている。

 群馬の伊勢崎で「菜々緒のように顔のパーツが整った、愛想も非常にいい」美女と遊んだ潜入レポートは↓こちら↓

 10数年前、埼玉県の西川口が“NK流”の街として隆盛を誇った頃、日本各地に“ご当地流”の風俗街が現れていた。群馬県には“イメクラ”と呼ばれる風俗店があり、いわゆる普通の「イメージクラブ」ではなく、本番風俗を指す意味で使われていた。

 先ほどピンサロ街と述べたが、吉原や堀之内のソープのようにその手の店が密集している訳ではない。他エリアと比べて比較的多いと言うだけで、やはりどこか人目を避けて営業しているようにも感じられる。

 表向きは通常のピンサロだったりマッサージ店だったりとカムフラージュしている店が多いのもこのエリアの特徴。いつ摘発されるか分からない以上、どうにか警察の目を誤魔化す必要があるからだ。

 特にソープのない群馬でそれは顕著である。合法的に本番できる店がない以上、本サロがこぞって群馬エリアに出店したがるのは当然。ただし本サロだとバレるのはまずいため、古臭いビルの一室を間借りして営業している例がちらほら見受けられる。

 「太田ブロードウェイ」と呼ばれるのは、太田駅前から直線に伸びる「南一番街」のこと。車道の幅より広い歩道の両側に飲食店が並んでいるが、その中に点々とおっぱいパブが存在するのがいかにも“北関東の性都”らしいところではある。

 建前上は通常のピンサロやマッサージなので、警察に目をつけられない限り営業し続けられるようだ。

本サロと普通のピンクサロンの見分け方

 店の外観から本番店か否かを判断するのは一般的には難しい。ただ、ひとつだけヒントがある。それは看板に“3,000円”や“花ビラ回転”などと書かれている店は通常のピンサロの場合が多く、本サロは“1万円”など、高めの料金表示が多い。実際の料金は、ピンサロが3,000円~6,000円程度に対し、本サロは1万円~1万5,000円程度だ。

 ただし、ぼったくり価格でサービスを提供する店もあるので、やはり初心者には見極めが難しい。本サロを狙って行こうというのは考えない方がいいだろう。

本サロは違法です

 警察による摘発が後を絶たないのは、本サロが違法な存在だから。本番=売買春の温床である以上、警察が見逃すことはない。

 加えて、本サロ遊びは性病感染と隣り合わせ。病気に罹るリスクを冒してまで本サロを利用するのは決して賢いとは言えない。

 仮に遊んでいる最中、警察がガサ入れに来たらどうなるか。逮捕されるかどうかはケースバイケースだ。

 本サロで遊ぶには数々のリスクがつきものだ。リスクを負ってもなお楽しみたい者だけが行く場所、といえるだろう。

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