【元デリヘル店長の回想録】「あっ、ちょっ、激しっ…あぁん!」風俗を卒業した人妻キャストと久しぶりに会ってセックス

「それにしても久しぶりだね」

「ほんとにね。あたしも何かと忙しかったからさぁ」

「専業主婦だったのにパート始めたんだっけ?」

「うん。家でひとりでいてもつまんないし、遊ぶお金も作りたくてさ」


 2年ほど前、結婚を期に風俗を辞めたアカリ。

 抜群のルックスと人当たりのいい性格で、常時ランキングTOP3に入る実力者。特にお金持ちの太客を捕まえるのが上手く、ロングコースや貸し切りも珍しくなかった。

 そんな彼女とは、私がまだスタッフだったころに出会い、何かと話が合った。飲みにいって仕事の相談に乗ったりしているうちに、従業員という枠を超えて友達になった。

 彼女が風俗を辞めてからも、たまにこうして食事に出かけたりしていた。もちろん、ただの友達ではない。セックスフレンドだ。


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 久しぶりに会ったので、近況報告しながらの昼食となった。

 口を大きく開けてステーキをほおばるアカリ。

 私は彼女のこういった飾らないところが好きだった。


「んー、美味しい! 小鉄はいいもん食べてるねぇ」

「アカリだって、昔はこういうの食べまくってたでしょーに」

「まぁねー。でも、今は頻繁には来れないなぁ。普通の事務だし」

「風俗復帰は考えてないんだっけ?」

「あーないない。ばれたら面倒だし」

「でも、俺とのセフレ関係は続けるんだ(笑)」

「いやぁ~。ほら、そこは触れないお約束ですよ(笑)」


 気心が知れた仲ならではのやり取りに、自然と愛しさが増していく。

 食事を終えて車に戻り、とりあえず“このあと”どうするか聞いてみる。


「ご飯も食べたことだし、どこか行きたいところとかある?」

「んー、特にないかなぁ」


 アカリはそう言うと、おもむろに私の手を握った。


「…それじゃ、ホテル行こうか」


 アカリの手を握り返し、私は車を発進させた。


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