“夜のお店”と聞いて、一番最初にイメージし易いキャバクラ。
高級感あふれる店構えに、艶やかなドレス姿で接客してくれる女性たち。もちろん料金によってピンキリだが、“イイ女”が集まる傾向が強いキャバクラは、夜職の花形とも言える。
今回は、キャバクラに遊びに行った際にひとりの女性を引き抜き、風俗入りさせた時のお話だ。
【風俗嬢と体の関係~ツムギの場合~】
「へぇ~。ツムギちゃんって、まだ二十歳になったばっかりなんだ!」
「そうなんですよぉ」
煌びやかな店内、ふかふかのソファー、綺麗な女性たち。その日、休みを利用して二人の部下と共にキャバクラに遊びに来ていた。
私についたのは、『ツムギ』という名前の女のコ。少し明るめのボブカット茶髪にとろんとした瞳、おっとりした喋り方と天然そうな雰囲気が特徴的だった。
胸元がざっくり開いたドレスからは、深い谷間がのぞく。Fカップは余裕で超えているだろうと推測した。
「小鉄さん、おっぱいすぐ見ますね~」
「あっ、ごめん。つい目が(笑)」
「いいんですよー。男の人って、おっぱい好きですよねぇ」
ぽやーんとした表情のまま、私の手を取り胸に軽く当てるツムギ。
プニプニした感触が気持ちいい♪
「…っていうか、キャバクラってこんなことしちゃマズイでしょ!?」
ハッと我に返って手を離した。
「あははー。そういえばそうですねぇー」
ツムギは悪びれる様子もなくヘラヘラ笑った。
「ツムギちゃんって、天然とか言われたことない?」
その言葉に少しムッとした表情を見せる。
「よく言われるんですけど、違いますよぉ。天然って、よく転んだりとかボケーッとしてる人のことですよねぇ? 私、こう見えてもちゃんとしてるんですよぉ!」
なるほど。天然と指摘されて若干怒る…この反応はガチ天然だ(笑)。
アルコールもいい感じに入ってきたところで、彼女をそのまま場内指名した。
この性格なら、上手く言い包めれば引き抜けるかもしれない…。
そう考え、彼女からいろんな情報を引き出すことにした。