「ね、てんちょぉ。立ちバックがいい」
上目遣いで懇願してくるネネ。
そんな顔されたら、従うしかないじゃないか!
彼女を立たせ、お尻を突き出させる。
身長が高いおかげで、ちょうど良い位置にポジショニングできた。
「入れるよ…」
ズブブッという音が聞こえそうなくらい、いとも簡単にペニスは入った。
「あっ…あぁぁ…」
根元まで入れると、ネネは気持ち良さそうな声を出して体をこわばらせた。
なるほど、奥が好きなのか。
そのままピストン運動を開始する。
「あっ、ああっ! あんっ! んん…あっあぁ!」
「はぁっ、はぁっ、そんなにっ…奥が好きなんだ?」
「うん、うんっ! しゅきいっ! 奥、気持ちいいよぉ!」
よがり狂い、はしたなく声を上げるネネ。
私自身はそこまで気持ちいいわけではなかったが、彼女の反応に興奮してしまう。
「もっとぉ! もっと突いてぇっ! あんっ、あぁ!」
よだれを垂らしながら快感をむさぼる彼女の姿は、「淫乱」という言葉が似合うものだった。
自分も気持ち良くなりたくなったところで、彼女をベットにうつぶせで寝かせて寝バックの体勢に。
そのまま腰を激しく打ちつけ、ネネを攻めた。
「あぁっ! だめぇっ! ああっ、あっあんっ! イきそうだよぉ…」
「俺もっ…イキそうだよ。はぁ、はぁっ、どこに出そうか?」
「中はっ、中はダメだめぇ…あぁ! あんっ、あん!」
「イッ、イクよ!!」
このまま中出しを決めたかったが、さすがに責任は取れない。
私の精液は彼女のお尻にべっとり放出された。
「てんちょーすごい量…。中に出されてたら、一発で妊娠してたね(笑)」
「あはは。危ないところだったよ」
「次はちゃんとピル飲んどくからね♪」
「マジ? 楽しみにしておくよ」
激しいセックスの余韻に浸りながら、私とネネはお互いタバコに火をつけた。
(文=小鉄)
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