彼女の興奮具合を確かめようと、秘部に指を這わせる。
ぴちゃ。
 指に伝わる湿った感触は、彼女が十分興奮していることを示していた。
「相変わらず濡れるのが早いね」
「うー、しょうがないじゃんかぁ。敏感なんだよぉ」
 膣内に指は入れずにクリトリスを中心に弄り回してやると、彼女は体をくねらせた。
「んぅっ! やっ、ふあぁっ…」
 キュッと枕を掴んで快感に身をよじらせる彼女の姿が愛らしく、私は興奮を抑えられなくなる。
「アスナ、挿れるよ」
「うん、早く欲しい…」
 彼女の秘部から溢れ出す愛液は、まるでローションそのもの。
 ズブブッと何の抵抗もなく私のペニスを受け入れた。
「あぁっ…気持ち良いよ。動いて、お願い動いてぇ!」
 甘えた声で自分を突いて欲しいと懇願するアスナ。
 愉悦の表情を浮かべ、目は焦点が合っていないようにも見えた。
 私は彼女が見せるこの乱れた表情がたまらなく好きなのだ。
「あっ…あぁっ! んぅっ! ああっ! はぁ…んんっ!」
 腰を動かすたびに、吐息と一緒に喘ぎ声が漏れ出す。
 私は腰を振りながら、彼女の口の中へ親指を入れて口内をかき回した。
 アスナは、はしたない表情を浮かべながら、嬉しそうにその指をフェラチオのようにしゃぶった。
じゅぷっじゅぷっじゅぷっ…。
 指先が柔らかい舌に包まれる快感は癖になる。
 私は彼女の口から指を抜き、体勢を変えさせた。
 アスナが大好きな寝バックの姿勢である。