【元デリヘル店長の回想録】寝バック中出し! ショートカットが似合う仲良しセフレ

【アスナとセックスするまでのいつもの流れ】


 彼女とは、いつも居酒屋などでお酒と食事を楽しんでから近くのラブホテルで宿泊するのがお決まりのパターン。

 今日もいつもの如く、彼女とふたりで酒をあおる。


「アスナ、最近お仕事はどう? 順調?」

「順調ですとも♪ おかげでたっぷり稼がせてもらってるよ~」


 旬の生ガキを大きな口をあけて一口で頬張ったと思ったら、幸せそうにぎゅっと目を閉じて、流し込むように日本酒を飲むアスナ。


「相変わらず、いい食いっぷりと飲みっぷりだね(笑)」

「酒とつまみとセックスさえあれば、ほかに何もいらないと思ってる!」

「おおよそ20歳の女の子が口にすることじゃないね」

「ねぇ、ニンニク食べてもいい? チューするとき臭くなるけど(笑)」

 ニッと歯を見せながら嬉しそうな笑顔を浮かべる彼女に、Noとは言えない。

 「ニンニク爆弾」なるメニューを店員に頼んでいるアスナの横顔は、おもちゃを買いに来た子供のようにキラキラしていた。

 その後、運ばれてきた「ニンニク爆弾」。大きめのニンニクをそのまま素揚げした料理で、普通の女性ならデートじゃ食べないであろう代物だった。

 食べてもいないのに香ばしいニンニクの匂いが鼻をくすぐる。

 私とアスナは、ふたりで仲良く口臭をニンニク臭に変えたのだった。

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