風俗歴19年の現役ソープ嬢にアレやコレやぶっちゃけて聞いてみた(前編)

 


【はじまりは5000円のホストクラブ】


――えっと、風俗歴19年という長さですが、誰もが気になる質問から。風俗入りのきっかけって、何だったんでしょう?

ぷりん:最初は、大学生の時に留学費用を稼ごうと思ってキャバクラに入ったんです。そこに客として来ていた自称“Mビルの社員”に、「風俗の方が稼げる」って聞いたんですよ。

 もともと好奇心旺盛だったし、性欲強かったし、いろんなことを経験してみたい性格なので、その人が客として常連だった某マットヘルスを紹介してもらったんです。それがスタートです。

 それと、ちょうどその頃、一緒に働いてたキャバの女のコに「カレシ紹介する」って言われて連れて行かれたのが、歌舞伎町のホストクラブだったんです。最初は全然興味なくて、「5000円」だからって言われて行ったのに、結局2万5000円取られて…。

――よくあるパターンといえばパターンですね(笑)。

ぷりん:そうなんです。ところが、その時のホストの営業が強引で、結局、根負けして通うようになっちゃって…。誕生日に誰も来てくれないって泣き付かれて、当時流行ってた学生ローンで30万借りて持っていったのが運の尽きですね(笑)。

 最初はキャバのお給料の範囲程度だったけど、もうちょっと、もうちょっと使いたい、そのホストを助けてあげたいと思って、ズルズルと泥沼ですよ。

――その頃って、ギャルとかフードル全勢の頃ですよね。

ぷりん:そうそう。風俗誌で有名なフードルの女のコたちも同じホストに来てましたよ。で、私はヘルスからソープにね(笑)。キャバからヘルスに行く時も、ヘルスからソープに行く時も、いろんな人に止められましたね(笑)。

――それ以降、ずっとソープに?

ぷりん:いえ、マットヘルスにソープでしょ、性感ヘルスにデリヘル、企画もののAVのバイト、SMはハードすぎて1日でやめたけど(笑)。ソープも、新宿・吉原・西川口・川崎・栄町・土浦・池袋で、吉原だけでも数え切れないくらい(笑)。稼げるって情報があれば、とにかくどこにでも行きましたよ。

――首都圏網羅じゃないですか(笑)。

ぷりん:その中で肌が一番合ったのが、吉原だったんです。今のお店は、3年になるかな。

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