AKB48人気メンバーが「自宅バレ」の恐怖…アイドルのSNS利用にキケンな落とし穴

160515_oosima_tp.jpg※イメージ画像:AKB48・大島涼花オフィシャル「Google+」より

 AKB48・チームBの副キャプテンを務める大島涼花(おおしま・りょうか/17)が「自宅バレ」の危機に陥り、ファンの間で心配されている。

 大島は13日の午前、自身のTwitterで「ライブ中継での応援、お願いします」とツイートし、ランニングアプリ「Runtastic」のリンクを掲載した。

 同アプリはケータイのGPS機能を使って地図上に位置情報が記録され、どこを走っているかリアルタイムで第三者が視認できる。通常は仲間内で励ましあったり走行ルートを確認するために使われるのだが、近所でランニングしている場合はスタート地点やゴール地点が自宅であると他人にバレてしまいかねない。

 自宅から離れた出先であれば問題ないのだが、この時に表示された地図は大島の出身地である神奈川県の某所。自宅周辺の可能性が高いと判断したファンたちは、「住んでるとこバレるよ!」「場所特定されるよ、気を付けて」「早くアプリ消してください!」などと必死にコメントを送った。

 これに気付いたのか、ほどなく大島はツイートを削除。アプリの位置情報更新もストップさせた。だが、それまでの地図ルートが拡散され、悪質なネットユーザーたちがGoogle Earthを使って自宅を特定しようとするなど危機的状況に陥っている。悪ノリ半分で「明日見に行ってくる」「ストーカーに狙われないように自宅警備してあげなきゃ」などと書き込んでいるユーザーもいるが、シャレにならない状況といえるだろう。

 大島が位置情報の問題を認識せずにリンクを掲載したのか、プライベートの仲間内で楽しむつもりがアカウントを間違えてしまったのかは不明。いずれにせよ、非常にリスキーな行動になってしまった。こういったトラブルは過去にもあり、SNS「Google+」に自宅とおぼしき位置情報の付いた写真をアップしてしまったAKBメンバーもいる。

「若者に人気のInstagramでも『フォトマップ』という機能があり、写真に位置情報をつけて地図上で楽しむことができる。しかし、一般公開のアカウントであれば誰でも閲覧できてしまうため、場合によっては自宅や通勤ルート、よく行くお店などが他人にバレてしまいます。SNSの急激な浸透によって利用者は増加しましたが、GPS機能のリスクを認識していないユーザーも多く、これはストーカー被害の原因になりかねません。被害を防ぐためには、アプリごとに位置情報サービスの設定を変更するなどの心がけが必要です」(ITジャーナリスト)

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