【世界風俗探訪・チェコ共和国】 ブロンドの妖精が残したお土産・後編

504124046.jpg※イメージ画像:Thinkstockより

 
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 まさかの展開に驚きはしたが、ここで当初の目的を思い出した。“夜のお楽しみ”だ!

 これで探す手間が省けた。何より、ドイツ美人と1万円以下で一戦を交えることができるのだから、もちろん断る理由はない。お小遣いを含めて20,000チェコ・コルナを払ってもいいと思うほど、高揚してしまった。

 エラは「私の部屋でいいでしょ?」といい、目的地が決定した私たちはバーを出て新市街を歩きだした。

 途中、雑貨店に立ち寄った。エラが「思い出に買いましょう」と、プラハの建物を模した小さな置物を指さした。私もほろ酔いだったので、二人の思い出にと購入を決断した。

 しかし、その後こういった店があるたびにエラはねだってきた。さすがに私も3軒目で躊躇するようになったが、パッチリした瞳で見つめられると、情けないが従うしかなかった。

 街を歩くこと1時間。エラは「喉が渇いちゃった」とバーに入っていった。「私と同じものを飲みましょう」とグラスを渡されたが、それは何かのスピリッツのようだった。飲み口はよかったが、胃に入った瞬間、カッと燃えるような感じがした。

 その後、「セックスの後に着替えが必要でしょ?」と洋品店で粗末なTシャツを買わされたり、「この香りの男としか寝たくない」とコロンを買わされたり、プラハの新市街を連れまわされた挙げ句、やっとのことで彼女の部屋に着いた。

 しかし、先ほどの酒が回ったのか、私は前夜同様に酩酊状態に陥りつつあった。それでも彼女との情事のために耐えたが…。

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