平成生まれの泡姫だけが在籍する“格安系”ソープランド

※イメージ画像:Thinkstockより

 東京都台東区にある『吉原』(地名的には千束)は、言うまでもなく日本を代表するソープランド街である。現在は新規出店が規制されているために店舗数は減少に向かっているが、それでも、その一角には150以上もの店舗が軒を連ねる。これは、西のソープランドの都と呼ばれる神戸・福原の2倍以上で、北海道・ススキノの4倍以上、滋賀・雄琴の5倍以上にあたるそうだ。

 風俗離れが叫ばれて久しい若者と話しても、「吉原は日本屈指のソープランド街」ぐらいの認識はある。そして、「吉原=(利用料金が)高い」といったイメージが強いようだ。

 たしかに、超高級店と呼ばれるソープランドは、2時間で福沢諭吉が10人いても足りない。しかし、ここまでの超高級店は稀で、総額で3万円台の大衆店と呼ばれる店がほとんどではないだろうか。ただ、この基準も金額だけのことであり、プレイ時間の長短を考えると話は複雑になってくる。そして、最近では1万円以内の格安店も増えているのだが、こういった店の場合は、プレイ時間も40分程度と短く、ソープランドの醍醐味のひとつであるマットプレイはない。そういうこともあり、筆者としては、“未経験者&初心者が吉原の雰囲気を感じるにはちょうどいい店”ぐらいの位置付けだったりもする。

 ただし、そういった店にコレといった特徴を見出すことができないのも事実。つまり、ソープランドの最終的な目的は同じで、かなり乱暴な言い方をすれば、それは格安店も超高級店も変わらない。もちろんプロセスは違い、その差こそが両者の違いなのだが…。しかし、実は、総額1万円台で「さすが吉原!」と思わせる名店もある。朝の早い時間の指名なし60分コースが、ギリギリ1万円台の19,000円で楽しめるお店、それが、先日、筆者が遊ばせてもらった『D』だ。さらに、このお店には、面白いコンセプトがあった。

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