矢口真里、2度の謹慎は武勇伝? E-girlsに“生き残り術”を伝授も「説得力なし」の声


 冒頭からJOYや鈴木を黙らせるほどの勢いでバラエティでの処世術を披露した矢口。その流暢なトークにはE-girlsのメンバーも感心していたが、スキャンダルを武勇伝のように話す彼女には多くの視聴者が違和感を覚えたようで、ネット上には「矢口の本業って何だっけ?」「アイドル面しているけど、ただのスキャンダルおばさん」「“生き残り術”とか言っているけど説得力なし」などと冷めたコメントが上がっている。モーニング娘。から離れたのも実質上の“クビ”と言われている彼女には、いまさらアイドルを名乗って欲しくないという意見も多いようだ。

「約1年5カ月に及ぶ活動休止を経て、復帰してから半年以上経ちますが、矢口さんへの批判はいまだに止みません。やはり自宅寝室での不倫現場を当時の夫に目撃されるというのはインパクトが大きすぎました。先月には芸能生活17周年を迎えたことをブログで発表し、『昔より強くなったと思う。受け止めることはあっても、振り返ることはない』と綴っていますが、ネットユーザーからは『完全に被害者としての発言だな』などと批判的な意見が殺到しています。今回の番組でも矢口さんはスキャンダルからの復活を美談のように話していましたが、そうすることでますますアンチが増えているような印象です。本人とすれば、それも“おいしい”と感じているのかもしれませんが…」(芸能ライター)

 自らのスキャンダルをネタにする矢口は、それだけタレントとして肝が据わっていると言えるのかもしれない。そして、そんな矢口のプロ根性に触発されたのか、番組前半は静かにしていた鈴木が突如積極的に。バラエティタレントには「リアクションが一番大切」と主張した鈴木は、ワサビ寿司を食べて口から派手に吹き出し、派手なダンスを踊って転倒したかと思えばパンツ丸見えの状態になって、この日一番の盛り上がりを演出した。

 “芸能界での生き残り術”という、現在の状態からすれば“自虐的”と受け止められるであろうネタで出演し、過去の栄光とバラエティの世界でのテクニックを語った矢口。そして、そんな矢口の失速時に、賛否はあれどバラエティ界で、それこそ“しっかりと生き残り”ポジションを獲得した鈴木。カラダを張った笑いやリアクションが、タレント性のすべてではないものの、鈴木の一生懸命な姿は少なくとも価値を持っているのだろう。矢口の“自虐的なネタでのテレビ出演”はいったいいつまで続くのだろうか…。
(文=kamei)

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