「こんにちは、ショーイチさん?」
「あ、う、うん。【ハッピーメール】で約束してたショーイチです。ま、マリナちゃんかな?」
「はい。マリナです。今日はよろしくお願いします」
「こ、こちらこそよろしくね」
「あ、もしかして緊張してます?」
「う、うん。ま、まぁね」
物おじせずに話しかけてくるマリナちゃん。たしかにプロフィールどうりおしゃべりなようだ。
「で、私、こんな感じですけど大丈夫ですか?」
ほっ。
過去に何度も顔パスされているであろうマリナちゃん。最初にそう聞いてきてもらえて助かった。こう促されればゴメンナサイしやすくなるというものだ。
だが、待てよ。
おい、ショーイチ。お前は顔で女性の良し悪しを決めるのか? もし世の中の女性全てが顔で男の良し悪しを決めていたら、お前なんざ一生素人童貞のままだったんじゃないか? それにこんなのに限っていいセックスができると実体験で知っているじゃないか!
心の声がが筆者にそうストップをかけてきたのである。
ま、命まで取られるってもんでもない。たまにはこうした粗食を行うのも善行となるだろう。そう意を決したトコショーなのであった。
「も、もっちろん大丈夫だよ! マリナちゃんのほうこそこんな俺で平気かな?」
「はい。すっごく優しそうだから、私、嬉しいです!」
いっそのこと向こうから断ってくれれば傷つくのは筆者だけだったのに…。まぁ、こうなってしまったからには腹を括るしかあるまい。
歩きながら世間話を行い、徒歩数分ほどでグレードの低いラブホテルに到着。別々にシャワーを浴び、勝負の時がやって来たのである。
全体的にムッチリすぎる体型。これだけ脂肪がのっているにもかかわらず、オッパイはわずかCカップほど。スレンダー体型の女性ならCカップもあれば十分だが、こんなむっちりチャンだとなんともかんとも。
ま、向こうも同じようなことを思っているかもしれない。「なにそのチンポwww 小さすぎワロタwwwww」と心の中で思われていても不思議じゃないだろう。
ええい、ままよ!
仰向け状態のマリナちゃんに覆いかぶさりキスを開始。