嫌味な態度も人気の秘訣!? “タレント”平井理央の周到なバラエティ術

※イメージ画像:平井理央オフィシャルサイト『dejaneiro: RIO』より

 6月30日に放送された『人生が変わる1分間の深イイ話×しゃべくり007 合体SP』(日本テレビ系)に、元フジテレビアナウンサー平井理央(31)が登場した。現在、フリーアナウンサーやタレントとして活躍する彼女が、その人気の秘密について語り、特技だという“バナナの早食い”を披露。その可愛らしい見かけとは裏腹に、思い切りバナナを頬張る豪快な食べっぷりを見せ、ネット上で話題になっている。

 そんな平井の姿について、ネットユーザーたちは「平井のフ●ラ」といって盛り上がっているようだが、バナナとなれば、すぐにそう連想してしまうのはいかにも。平井としてもそうした感想は不本意なものだろう。しかし、そんな単純な連想からネットで注目を集めるのも、平井にとっては想定内だったのかもしれない。番組の中で見せた姿からは、バラエティで自分が何を求められているのかをきちんと把握している様子がうかがわれた。

 「なぜ売れているのか」という、少し自分で語るには気恥ずかしいテーマで番組に登場した平井だったが、いかにも落ち着いた態度は、嫌味な発言を繰り返しながらも、どこか憎めないもの。どんなにしゃべくりメンバーにイジられても笑顔をたやさない彼女には、多くの視聴者が好感を抱いたことだろう。

 たとえば、「もともとアナウンサーになりたかったわけではなく、映画配給会社、テレビ局、広告制作、動画のメディアの就職ができればと思っていた」と語る平井に対して、芸人たちは揃って、彼女が15歳から活躍していた「おはガール」を引き合いに出し、表に出たいタイプでしょとツッコんだが、平井は「アイドルだとは思ってなかった」と当時を振り返る。しかし、「今思えばアイドルだった」と言い、「渋谷の109でスカウトされ」て、「大人たちに言われるがまま」と平井が話す内容は、まさに“友達が勝手に書類を送ったら、いつの間にかデビューしてました”といった往年のアイドルさながらのものであった。

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