待ち合わせ場所であるアルタ付近の靴屋前で待つこと数分。約束の時間より早くヤヨイちゃんがやって来た。
ヤヨイちゃんの見た目は、爆笑問題・太田光の奥さんを一回りほどふっくらさせた感じ。世間様からみれば微妙なラインと言えそうだが、筆者からしてみれば打ちごろ食べごろのドストライクである!!
「あ、ヤヨイちゃんかな? 【イククル】で約束していたショーイチです」
「こ、こんにちは」
「今日はよろしくね。あ! 俺、こんなんだけど平気かな?」
「はい。私のほうこそこんなんですけど大丈夫ですか?」
「当たり前だの……」、危うく故・藤田まことばりに大見得を切りながら“あたり前田のクラッカー”と言いそうになるトコショー。きっと数日ほど前に必殺仕事人シリーズのDVDを見ていたせいだろう。
「え?」
「あ、だ、大丈夫に決まってるよ!」
「なら良かったです」
小首を傾げながらホっとした表情を浮かべるヤヨイちゃん。
こ、こいつなかなか可愛いじゃないか!
どんな不細工ちゃんが相手だろうとも、相手の可愛く見えるポイントを拡大解釈するトコショー脳。筆者が女性経験人数1000人以上を誇れるのはこうしたトコショー脳のおかげだろう。
途端にヤる気を出す筆者。ルンルン気分でヤヨイちゃんをエスコートしてホテル街へと向かうことになった。
ホテル街に入ってスグの低料金がウリのホテルに入る二人。いくらルンルン気分とはいえ、料金が高めのこじゃれたホテルを選ぶほどお調子者ではないのだった。
狭い室内ゆえソファなんてものはないので、ベッドに腰掛けておしゃべり開始。
「ヤヨイちゃんはよく【イククル】で遊んだりしてるのかな?」
「うーん、そうですねぇ。今日で5、6回目って感じです」
「そ、そうなんだ。俺もだいたいそれくらいかな」
「ショーイチさんって結婚してるんですよね?」
「ま、まあね。でもここ3年くらいセックスレスなんだ」、と平気で嘘をつく筆者。
「へぇ、そうなんですか」
「ヤヨイちゃんとこもセックスレスなのかな?」
「んー、月に2、3回って感じですかね」
「あ、結構エッチしてるんだ」
「でも、ものすごいノーマルというかアッサリしているというか……」
「なるほどね、それじゃあツマンナイよね」
「すぐに入れて、出してお終いって感じなんですよねぇ」
「ふーん、旦那さんすごく淡泊なんだね」
「そうなんですよ! 付き合いはじめのころはもっと色々してくれたのに」
「よし、了解! じゃあ、今日はたくさん気持ち良くなってもらえるよう頑張っちゃうね」
「ふふ、お手柔らかに」
その後、別々にシャワーを浴びて開戦!