イキそうになった瞬間、長持ちさせるために思い浮かべるものとは?


■詐欺に遭った時の被害
 何年も前の記憶だとしても、悔しさはいまだ残っているもの。射精どころではなくなるようだ。ただし、腹立たしさのほうが強く思い出されるとピストン運動が加速してしまうこともあるため要注意。

■醜女との不本意セックス
 酒に酔って性欲旺盛な醜女に押し倒された過去や、風俗店で地雷を踏んだ際の記憶から、その時の女性の顔をできるだけ具体的に思い出す。後背位セックスで特に有効。

■身内の顔
 人間誰しも、性的シチュエーションに身内は結びつけたくないもの。だからこそ身内を思い出すことで、射精にストップをかけることが可能。既婚男性の中は舅を思い浮かべるという人も。

■明日の仕事
 過去ではなく未来を見つめる男性も。「明日の会議に必要な資料は」とか「営業先へのアポイントは」など、身近なテーマだからこそ意識が向かいやすいようだ。

【結論】
 様々な意見が挙がったが、一方で「想像は中折れを招く危険性がある」と身構える男性も。確かに、セックスと全く関わりのない物事を思い浮かべることで、自分の中のモードが切り替わってしまうこともあるだろう。腰の動きを止めるなど、肉体的な刺激をストップさせたほうが無難かもしれない。

 逆に、「何を思い浮かべようとガマンできず射精してしまう」と肩を落とす男性も。想像力を磨くという方法もあるが、無理にそうすることもないだろう。冒頭でも述べたとおり、女性は「早漏」よりも「遅漏」を敬遠するのだから。
(文=菊池美佳子)

菊池美佳子(きくち・みかこ)
1977年3月17日生まれ。岩手県盛岡市出身。21~29歳の間、キャバクラ嬢・テレフォンセックス嬢・企画物AV嬢としても活動。引退後、文筆業に転身。
■著書:『2010年代 ニッポンの風俗』『つけちゃうぞ! 大人の保健体育』
『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』

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