テレ東躍進の秘密は女子アナ力とブレない企画!?

 昨年末に発売され、テレビ東京初の女性アナウンサーカレンダーであり、テレビ業界初の単独女子アナ暦として話題を集めた『大江麻理子アナウンサー 2014年カレンダー』が売れに売れたという。こうした現状を受けて、「週刊実話」(日本ジャーナル出版)は、「テレビ東京躍進の予感」という記事を掲載。昨年1月に脳梗塞で倒れた大橋未歩アナ(35)の完全復活を皮切りに、2014年はテレビ東京が注目を集めるのではないかと報じている。

 また、同誌は「昨年4~9月期の経常利益伸び率は、絶好調のテレビ朝日すら上回り、民放トップとなる91.5%増」だったとテレビ東京の順調ぶりを主張。現在ニューヨーク支局に赴任中の大江麻理子(35)が3月には戻ってくるのではないかといい、春から昼の帯番組で彼女たちを起用するのではないかと報じる。同局の人気女子アナのツートップで、『笑っていいとも!』(フジテレビ系)から流れた視聴者を獲得しようというわけだ。

 もちろん「週刊実話」の記事がどこまで真に迫っているかはわからない。とはいえ、確かにここ最近話題になるバラエティといえば、蛭子能収(66)と太川陽介(55)の絶妙コンビが話題となっている『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』や、ムチャなお願いを素人にお願いする『家、ついて行ってイイですか?』など、テレビ東京の番組が目立つ。相変わらず『ゴッドタン』や『ざっくりハイタッチ』も深夜のバラエティとして根強い人気があるし、ネットとテレビを見事に融合した『全力!ネットユーザーつくり場~集まれドリームクリエイター~』なども斬新な試みを続けている。

「テレビ東京のバラエティ番組には、新しいことをやろうという気迫より、自分たちにできる範囲の中で可能な限り面白いことをやってみようという意識のほうが強いように思われます。限られた予算という縛りがあるから、自分たちの色を見失わずにいられるのでしょう。たとえば、『ローカル路線バスの旅』も、あれだけ注目を集める番組になったのですから、マドンナゲストには人気のアイドルなどを呼んでもいいわけですよ。他の局ならきっとそうしています。しかし、テレ東は、そうはならないのです。正月SPに登場したのは「ちはる」でしたからね。なぜ今彼女なのか。まったくの謎ですが、そこがまたテレ東らしさでもあり、番組の面白さなわけです。人気があるからって、ホイホイと予算を上げて、流行りに乗るようなことがないんです。そうした一貫した姿勢が評価を上げているゆえんなのでしょう。今もっとも期待できるテレビ局ですよ」(バラエティ放送作家)

 テレビ東京の一貫した姿勢が、今の評価につながっていると指摘する関係者。かつて明石家さんまが、1981年にMCを務めた『サタデーナイトショー』が、深夜のお色気番組にもかかわらず、同局でもっとも視聴率を獲得し、それゆえ(局の方針に合わないとして)番組が打ち切りになったという逸話があるが、その当時からテレビ東京というのは、人気があろうがなかろうが数字に左右されない姿勢を保っているのかもしれない。そんな頑ななこだわりが、他局との差別化につながっているのだろう。

 大江、大橋に限らず、秋元玲奈(28)や相内優香(27)といった注目の女子アナを擁するテレビ東京。ブレない企画と女子アナ力で、2014年のテレビ東京の大躍進は“実話”になるかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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