大沢樹生・喜多嶋舞のDNA鑑定騒動、長男の父親候補に複数の有名俳優が浮上

1225kitajima_main.jpg※イメージ画像:『喜多嶋舞写真集―24h』ワニブックス

 元光GENJIで俳優の大沢樹生(44)と前妻の女優・喜多嶋舞(41)の間に生まれたとされていた長男(16)が、大沢と血縁関係がなかったとDNA鑑定で判明した騒動の波紋が広がっている。息子の本当の父親については大沢すら知らされておらず、メディアやネット上では「父親探し」が始まり、複数の有名俳優の名前が実名で挙がっている状況だ。

 大沢と喜多嶋は、88年のドラマ共演をきっかけに付き合い、96年に喜多嶋が妊娠したこと契機に約7年の交際を実らせて入籍するも05年に離婚。長男の親権は当初喜多嶋にあったが、実際に息子を手元に置いて育てていたのは大沢だった。07年に喜多嶋が大手出版社社員と再婚したのを機に親権も大沢側に移り、本当の父子として暮らしていたはずだった。

 長男は一定の音が聞こえない感音性難聴を患っており、精神的にも不安定なところがあった。また、大沢は08年に再婚した15歳年下モデルとの間に子どもを授かったものの、昨年5月に死産。「自分の遺伝子に問題があるのでは」と思い悩んだ大沢は、長男とともにDNA検査を受けることにした。だが、検査だけでなく「親子鑑定」もしたのは、彼に“ある疑念”があったからだという。

 発売中の「週刊新潮」(新潮社)によると、結婚から3年ほど経った頃、深夜に喜多嶋が泥酔して帰宅。大沢が介抱していると、彼女は泣きじゃくりながら「奥田瑛二さんが『君が産んだ子は俺の子じゃないのか』というの」と話したという。大沢は彼女を抱きしめながら「そんなわけないだろう。俺たちの子に決まっている」と言い聞かせたものの、長男が成長するにつれて容姿、体格、性質がことごとく自分に似ていないことにより疑念が膨らんでいった。

 ずっと心に引っ掛かりがあった大沢は「全てをはっきりさせよう」と思い至り、今春にアメリカの研究機関に親子関係のDNA鑑定も依頼したのだという。その結果は「父子確率0%」という非情なものだった。

 奥田と喜多嶋は、80年代後半にテレビCMで共演したものの、それ以外の接点は表ざたになっていない。だが交際していたのは事実らしく、協議の中で大沢の弁護士が喜多嶋に「息子さんは奥田さんの子なのですか?」と尋ねると、彼女は「付き合っていた時期が違う」と答えたという。さらに「奥田さんじゃないとすると別の男性か」と追及されると、喜多嶋は黙ってうつむいてしまったそうだ。同誌の取材を受けた奥田のマネジャーも「全く事実無根で、奥田の名前が出ること自体が心外」と完全否定している。

 この「別の男性」として同誌がクローズアップしたのが石田純一。大沢と結婚した当時、喜多嶋は番組共演を機に石田と親密になり、96年ごろに六本木や西麻布界隈のバーやクラブでツーショットが目撃されていた。その当時、石田は既婚者で長谷川理恵との不倫騒動の真っ最中。もし喜多嶋とも交際していたとすれば、プレイボーイもいいところだ。だが、石田はレストランで一度か二度会ったことはあるとしながら「喜多嶋さんと交際していた事実は全くありません。当時も今も、連絡先すら知らない」と父親説を否定している。

 また、喜多嶋の結婚・妊娠発覚の前年に映画で共演し、熱愛のウワサがあった西島秀俊も有力候補として一部で名前が挙がっている。さらにネット上では「息子と顔が似ている」という理由で、大沢と同じ元光GENJIの赤坂晃や俳優の保阪尚希らも候補として浮上。父親探しは収拾がつかない状況になっている。

「一途な愛を実らせた末の結婚といわれていましたが、喜多嶋の男関係を洗い直してみると出るわ出るわ…。今後も別の男性が浮上する可能性があり、正直なところ候補が多すぎて特定できない状態です。もしかしたら、喜多嶋本人も誰が父親なのか分かっていないのかもしれません」(週刊誌記者)

 前代未聞の大きな騒動となっているが、なぜ極めてプライベートな「親子鑑定」の結果がマスコミに漏れてしまったのだろうか。

「現在、大沢さんは『親子関係の不存在』の確認を求めて家裁に調停を申し出ているのですが、喜多嶋さんは家裁の呼び出しに応じず、調停はストップしています。それどころか、親子鑑定の結果を突き付けられても『検査ミスだ』『お金目当てなんでしょう』と突っぱねる始末。さらには、長男と全く連絡を取らせてくれないそうです。表向きは大沢さんの知人が週刊誌に漏らしたことになっていますが、実際は喜多嶋さん側の対応に業を煮やした大沢さんサイドが意図的にマスコミに情報を流したようです。ここまでの騒ぎになってしまえば、喜多嶋さんも無視できませんからね」(芸能関係者)

 血縁関係がなくとも息子に対して愛情があると話している大沢だが、その一方で「俺の子じゃないことを知った上で養育を押し付けてきたのではないか」と喜多嶋に疑念を抱いているという。親権が再び喜多嶋に移ったことからも、大沢の「自分の子じゃないのに」という心境が感じられる。大沢の怒りはもっともであるが、こうやって騒ぎになることで長男の精神的ダメージは増幅するだけに、もっと穏便にできなかったのかとの批判もあるようだ。

 当の喜多嶋は「この件に関しましては、16歳の少年を巻き込むものであり、なぜ今このようなことが突然書かれるのか、非常に憤りを感じております」とマスコミ向けファクスでコメントを発表。さらに「以前に親権を渡してしまったことを後悔しておりましたが、本年9月17日に再度調停をおこない、無事親権を取り戻しました」と綴り、大沢側に親権があったことが本意ではなかったと示唆している。この自分本位なコメントに対して、ネット上では「諸悪の根源はおまえだろ」「自分のやったことを棚上げするにも程がある」「逆ギレビッチだな」などといった批判が殺到中だ。

 コメントは愛する息子を取り戻したかのような記述になっているが、現在長男は喜多嶋と暮らしておらず、喜多嶋の母親で元女優の内藤洋子がいる米・ロサンゼルスに住んでいる。喜多嶋は「アメリカで生活をしたいという本人の希望」としているが、彼女は07年に再婚して5歳になる長女をもうけているため、新しい家庭に波風を立てたくないという意図で長男を母親に押しつけたのではないかともいわれているが…。

「長男本人の希望というのは事実のようです。しかし、それは長男が母親に不信感を抱いているため、一緒に暮らしたくないというのが真相。長男が精神不安定だったこともあり、ストレスが溜まった喜多嶋さんが虐待まがいの行為に走ることがあるなど、母子関係は良くなかった。離婚当初は喜多嶋さん側にあった親権が大沢さんに移ったのも、母子仲が悪く子育てもロクにしなかった喜多嶋さんの行状を鑑みて決定されたことです」(前同)

 米国で新生活を始めた長男は、すし職人として働いている喜多嶋の弟の家に住み込み、板前修行をしているという。この騒動はしばらく収まる気配がなさそうだが、両親に振り回されてきた長男は新天地で平穏に暮らせるのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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