不気味な声で○○○とつぶやく嬢!? アラフィフ男の風俗紀行

※イメージ画像 photo by gwendolynmercer from flickr

 「ただ、己の欲求を解消するため」、「お気に入りのあの子に会いに行くため」、「男友達と飲む時のネタ作りのため」、男性が風俗に通う理由や目的はさまざまである。 「ドMの女の子を発掘したい」都内近郊に住む自営業・S氏はそんな理由で20数年、風俗に通っているという。自他共に認める風俗マニアだ。

「僕は基本的にドSなんです。自分の嗅覚を信じてお店を選んで、ドMの女の子に出会えた時は最高ですね」

 S氏の縄張は川崎・堀内。そこを拠点とする数々の風俗店で、ありとあらゆる嬢とプレイしてきた彼に印象的だったプレイ、そして嬢について語ってもらった。

「堀内の大衆店にフリーで入った時なんだけど、その時についてくれた嬢はブスではないけど決して美人ではないなっていう印象で。ドMっぽいオーラは薄々感じてたんですけどね(笑)。部屋に入って、シャワーを浴びて湯船に浸かって、潜望鏡をしてもらっていたんだけど、おもむろに僕のお尻を持ち上げてそのままアナルなめに移行していったんです。これって、一見よくありそうで実はあまりないことなんですよ。その瞬間“この女、できるドMだな、高い技術を持ってるな”と思いましたね」

 ホスピタリティ精神の高い、嬢の鏡のような彼女。この“潜望鏡からのアナルなめ”嬢は、後にスカトロ系のAV女優としてデビューしていたという。

「風俗って、地雷踏むかもというリスクを持ってないとつまらないんですよ。恋愛しにいくわけでもないし、僕はかなり嬢に対してのキャパが広いっていうのもあると思うんですけど。それに人間っておもしろいもんで、大ハズレってなかなかひくことができないんです。風俗行ってひどい仕打ちをされたとか、ひどい女に会ったっていう話もよく聞くけど、そんなのイッたんならよかったじゃん、で終わる話じゃないですか。それが風俗なんだから」

 リスクを持ちながらも、自身の快楽を追求する。S氏の風俗に対する姿勢は雄々しさに満ちあふれている。そんなS氏にも「あれ?なんかおかしいかも」と心の警報機が鳴り響くような嬢に遭遇した経験がある。

「これも堀内の大衆店での話なんだけど、フリーで入って、パッと見は地味で印象という印象もない感じの嬢がついてくれたんです。でもなんか変な感じの女だなっていう感覚があって、まあこれは消化試合だなと思いつつプレイに入って。最初にベッドで乳首をなめてもらっていたんですが、なめられながらなんか声が聞こえたんです。これ、もしかして心霊現象!? と思うような不気味な声で。怖いなと思いながらも、よくよく聞いてみると、その嬢が時折僕の乳首から口を外しながら“アチャコー”ってつぶやいてて。相づちというか、かけ声というか。それに気づいてから全くプレイに集中できなくなっちゃって。“アチャコー”ってなんだよ、と(笑)。フェラされてる時も、ハメハメしている時も、“アチャコー”。怖くて“アチャコー”って何だよ、とも聞けませんでした。結局ちゃんとイッたんですけどね。その時は俺ってホントにつえーな、と実感しました(笑)」

 堀内に存在する“アチャコー”嬢。ぜひとも一度お会いして“アチャコー”の意味を教えていただきたいところだ。 今後は本格的なSMクラブを開拓していきたいと意気込むS氏。彼の風俗探訪記は、まだまだページ数を増やしていくことであろう。
(文=サ乙)

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