「ツーショットダイヤル」はまだ死んでいない! 奥深い意外な魅力とは…

「ツーショットダイヤル」はまだ死んでいない! 奥深い意外な魅力とは…の画像1※イメージ画像 photo by Edu G.F. from flickr

 90年代に人気風俗のトップをひた走った「ツーショットダイヤル」だが、システムを含めどのくらいの人が覚えているだろうか。もはや、“何のことやらさっぱり”なんて人のほうが多いのかもしれないが…。

 このツーショットダイヤルとは、要するに電話を介して男女の出会いを斡旋するサービスなのだが、ネット普及以前の、いかにも古い消えゆくエロい文化といったイメージがある。しかし、“男女の出会い”で真っ先に思いだされるであろう「出会い系サイト」などと比べ、面倒なメールのやりとりがなく、相手の“ナマの声”により得られる「テレフォンセックス感」は他にはない魅力のひとつだという声もある。

 身しらぬ男女が必然的に出会い、共通の趣味・嗜好を持ったパートナーをじっくり探し、お互いの快楽を満たす、現実から一歩踏み出したもうひとつの世界。それ相応の目的意識を持っているため、意気投合した瞬間から二人の距離は、他に類を見ないほどのスピードで急接近し事を成すことができるという具合だ。

 現代社会において、既婚未婚とわず、寂しい思いをしている男女も多く、そうした人々の多くがSNSなどを利用し“つながり”あっているのが現状だろう。しかし、SNSでは、普段の自分とは逆に明るく振舞い、幸せいっぱい感をアピールをしたり、いわば表面だけのコミュニケーションに終始したりしていないだろうか。本当の自分をさらけだける場所というのは、どこにでもあるようで、なかなか見つからないものだ。お互いの素性を明かすことなく交流でき、本当の自分をさらけ出せる唯一無二のコミュニケーションツール、それが「ツーショットダイヤル」だといっても過言ではないのだ。

 そんな「ツーショットダイヤル」の魅力を探るべく、出会い系サイト、テレクラ、ナンパなどさまざまなエロ現場を渡り歩いてきた筆者が、大手ツーショットダイヤルの“今”を実際に体験してきた。

 試してみたのは、本当の自分をさらけ出せる。新感覚コミュニティーで人気だというツーショットダイヤル「ハニーライン」。ハニーラインを選んだ理由は、
・匿名で知り合える
・地域で探せる
・趣味・嗜好でマッチングできる
・圧倒的なユーザー数
・広告展開など全国ネットの安心感
・15年の実績

 まず自宅から携帯で音声ガイダンスに従い操作。「Hトーク」に進み、パートナーは、ギャル学生、OLフリーター、人妻バツイチのコースが選べるがそのなかで「人妻バツイチ」を選択。近年増殖中の離婚とセックスレス夫婦の急増にともない、一番のシェア率を誇る人妻狙いだ。

 ほんの少し待つと、「こんばんは」とかわいらしい声で応答。彼女の名前は千佳ちゃん。35歳の人妻で、2か月前から週2・3回の頻度で「ハニーライン」を利用しているとのこと。身長は157cmで、ママ友には「安めぐみ」に似ているとよくいわれるらしい。声は、なんともしっとりとしたセクシートーンな声。本人にその気はないらしいが、明らかにメスの求愛ボイス。耳元に絡みつく声は、夜の生活の情熱をうかがわしてくれる。

 あまりにも千佳さんが魅力的だったため、筆者は思いのたけをぶつけてみることにした。

「テレホンセックスって…できる…かな」

「え? テレフォン…なに?」

「だからテレフォンセックス! え? 知らないの?」

「聞いたことあるけど実際には…」

「テレフォンセックスって言うのはね、お互いをイメージしながら、相手の言葉に身をゆだねて感じあうセックスを言うんだよ」

「えぇ そうなんだぁ 少しドキドキするね。でもはずかしいなぁ」

「大丈夫、さっきも言ったけど、俺の言葉に身をゆだねてくれれば…少しずつ気持ちよくなっていくから」

 安めぐみのイメージを頭に描き、ズボンとパンツを脱ぎ、すっぽんぽんになる筆者。

「今 どんな服着てるの?」

「ベビードールみたいな部屋着かな」

「セクシーだね」

「じゃあ、そっと俺の手が千佳の胸元をなでるね」

「…うん…あっ…」

私は段々感じてきて、訳も分からず胸のカップ数を聞く。

「Eカップ」

普段のセックスとは“まったく違う興奮”を覚えてきた。

「キスしていい?」「フェラしていい?」

耳元で交わす卑猥な言葉…。自分で発しておきながら、他人の言葉のようにも思え、それが得も言われぬ快感にもつながる…。

私も「69、セックスナイン」「指いれるよ」

「うん、いいわよ…」

「後ろから、どうぞ、」と絶頂に。

 下半身裸でスマホを耳に当て、右手をせっせと動かしながら、舌をレロレロしていたのだが、これが結構興奮するのである。あ~千佳ちゃん最高!!

 そんなわけで、なんとなく毛嫌いしていた筆者のテレホンセックス初体験は、思ったよりもかなり刺激的な、いや今まで感じたことのないような未知の体験であった。“終わった”と思われていた「ツーショットダイヤル」の魅力、それは現実から一歩抜け出し本当の自分を見つけるまったく新しい世界観にあるのではないだろうか。「出会い系サイト」などでのメールを使ったシンプルな駆け引きを好む男性も当然多いだろう。しかし、相手の声や息つかいを体感することにより、よりいっそう相手の本気度と成功への近道を見出せるのではないだろうか。
(文=近藤睦男・34歳)

■ハニーラインはこちらから
※お問い合わせ<ハニーライン事務局>0570-000-555

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