えなりかずき「韓国が嫌い」と過激発言! 「干されるのでは…」心配の声も

onsenenarikazuki.jpg※イメージ画像:『温泉に行
きたい』
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 ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)での印象も手伝って、温厚なイメージがある俳優・えなりかずき(28)が、関西の番組で“過激発言”をしたと話題になっている。病気療養から復帰したやしきたかじん(63)が司会を務める関西ローカル番組『たかじんNOマネー GOLD』(テレビ大阪)の13日放送回に出演した際に「はっきり言って韓国が嫌い」などと発言したのだ。

 同番組では「毒舌王決定戦」と題し、出演者たちが様々な分野の問題に対してズバズバと毒舌を展開。その中で、えなりは「韓国は反日感情をむき出しにするな!」「韓国の盗人猛々しいところに腹が立っている」などと主張し、韓国批判を徹底的に繰り広げた。

 えなりは韓国が嫌いな理由の一つとして「自信過剰」を挙げており、「半国有の企業が数社有名になっただけで、何でも『韓国が世界一』みたいな言い方をする」と指摘。さらに「韓国政府は政権が不安定になると反日感情を利用し、すぐに矛先を日本に向けてくる」「それに操られて反日活動をしている国民にも腹が立つ。反日教育されているから政府に見事に操られてしまう」などと持論を展開した。また、韓国で流布している「剣道や柔道は韓国起源」「孔子は韓国人」などといった言説にも嫌悪感を抱いていることを明かしている。

 えなりは最も許せない韓国の行為として「野球のWBCの日本VS韓国で試合が終わった後にマウンドに旗を立てたり、サッカーのワールドカップで竹島の話を持ちだしたり」といった件を挙げており、「スポーツにナショナリズムを持ちこむのは最低」と斬り捨てている。また、大阪の番組はほとんどタブーなしでざっくばらんにトークできるが、えなりによると「東京のバラエティー番組では『竹島』というキーワード自体がNG」とのことだ。東京のバラエティーでは面倒な政治的問題に極力触れないようにする「事なかれ主義」が蔓延しているが、そのせいで関東と関西に情報格差が生まれてしまっていると彼は指摘している。

 韓国に対する批判は一部で尖鋭化しており、東京の新大久保や大阪の鶴橋では過激な嫌韓デモが繰り広げられている。だが、えなりは「ああいうデモをしましょうと言っているわけではない」と説明した上で「(韓国の)おかしいところはおかしいと伝えなければいけない」と冷静な批判であることをアピールした。司会のたかじんも「僕は韓国という国を基本的に信用していない」と追随し、「歴代大統領の8割~9割が辞めた後に逮捕される。そんな国、信用できる?」とコメントしている。

 えなりの主張に対し、共演者の中部大学教授・武田邦彦氏(69)は「日本と韓国は兄弟同士みたいなもんだから。(韓国の主張を)どれもこれも取り上げなくてもいいと思うんですよ。ああ、弟が言ってるなと」などととりなした。だが、えなりは「マンションの隣の部屋に変な人が住んでるのとは違って、(国同士は)動けないわけですよ」と反論。「(韓国は)個人個人では良い人だっていっぱいいる」としながら「でも、国としては距離を置いてお付き合いしたい」と主張した。最後に司会の眞鍋かをり(32)から「もし韓流ドラマのオファーがきたら…?」と聞かれると、えなりは多少動揺しながらも「出ないと思う」と言い切っている。

 えなりの徹底した韓国批判について、ネット上では「よくぞ言った」「見直したわ」「タブーを恐れないえなりカッコイイ」などといった賞賛が多く書き込まれているようだ。その一方、過去に俳優の高岡蒼佑(31)がTwitterで韓流批判を展開し、それが原因で事務所を退社することになった騒動を引き合いに出して「えなりも芸能界を干されるんじゃ…」「テレビから消えなければいいけど」などといった心配の声も上がっている。

「高岡が問題になったのは、韓国批判よりもテレビ局批判の部分。オファーをくれる側を批判すれば、事務所から切られるのは当然。えなりは単純に韓国を批判しているため、高岡のケースとは異なります。それに竹島問題や仏像返還問題によって世論的に韓国批判が盛り上がり、ニュース番組などでも韓国の姿勢に疑問を呈することが多くなった。そういった状況で関西ローカルで韓国批判をしたくらいなら問題にはならない。えなりは子役時代から20年以上のキャリアがある“ベテラン”ですから、高岡のようなヘマはしないということでしょう」(芸能関係者)

 長年にわたって出演していた連続ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)が終了してから、方向性が今一つ定まっていなかった感のあるえなりだが、政治問題も語れる毒舌キャラとして再ブレイクする可能性もありそうだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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