「公開処刑」の声は板野友美にも届いていた! モデル共演時の秘策とは

※画像:板野友美

 AKB48からの年内卒業を発表している板野友美(21)。6月に開催される「第5回選抜総選挙」に立候補し、現役メンバーとして最後の総選挙に挑むことも明かされており、卒業は夏から年末までの間になることが確実になった。“AKBのおしゃれ番長”と呼ばれる板野は、女子中高生のファッションリーダー的存在になっており、卒業後は歌手やモデル業を中心に活動すると見られている。

 今月10日には、専属モデル(ミューズ)を務める女性向けブランド「サマンサタバサ」のCM撮影で米ニューヨークを訪れ、女優でミュージシャンのテイラー・モムセン(19)と共演。ファッション系メディアなどが撮影風景などを報じたが、これを目にしたネットユーザーから「また公開処刑されてる!」と揶揄されている。

 公開処刑とは、一昨年の「サマンサタバサ」CM発表会見で起きた“惨事”から生まれた表現。会見に出席した板野は、同じくミューズを務める蛯原友里(33)、道端ジェシカ(28)、ローラ(23)、山本美月(21)、土屋巴瑞季(19)ら人気モデルと共に、横並びでメディア向け写真を撮影した。だが、プロのモデルたちと板野のあまりのスタイルの違いにネット上は騒然となり、「公開処刑」と揶揄されてしまったのだ。身長154cmの板野に対し、板野の右隣に立った道端は173cm、左隣の土屋は172cmで20cm近い身長差があり、他のメンバーも蛯原は168cm、山本が167cm、ローラが165cmと長身ぞろい。まるで、大人の中に一人だけ子どもが紛れ込んだような写真になってしまった。

 今回のニューヨークでのCM撮影でも、板野と共演したテイラーは身長170cmの長身。スラリと伸びた長い手足に超小顔で、驚くことに10頭身というスーパーモデル体型だ。テイラーと板野が並んだ写真を目にしたネットユーザーからは「もはや歩く公開処刑だな」「恥ずかしいから国内で撮影してくれ」「はっきり言って男の俺の方がスタイルがいい」「6頭身でテイラーと並ぶって無謀すぎだろ…」「身体もバージョンアップしないと!」などといった声が上がっている。

 こういった声は板野の耳にも届いており、彼女はスタイルをカバーするために“ある対策”を講じたようだ。

「公開処刑騒動の後から、板野は写真撮影の際に必ずつま先立ちで背伸びをするようになりました。AKBの集合写真では、身長を合わせるために背の低いメンバーは台の上に立つんですが、板野だけは台の上でつま先立ちをしています(笑)。きゃりーぱみゅぱみゅが『公開処刑』という言葉を口にするほど浸透してしまいましたから、板野本人もかなり気にしているようですね」(芸能関係者)

 そう言われると、確かにニューヨークCM撮影の写真でも、高いヒールを履いた状態で更につま先立ちをして背伸びしているように見える。このような涙ぐましい努力に対し、一部からは「プロのモデルより親しみやすくてファンになった」「努力家なんだな」「本当はいい子って感じがする」といった温かい意見も上がっており、アンチから板野推しに転じるケースも増えているようだ。

 だが、こういったケガの功名も板野の今後の方向性によっては無駄になる可能性があるという。

「彼女はあくまで歌手志望で、目標は安室奈美恵(35)だと周囲に公言している。女性にとって、安室は生き方もスタイルもカッコいい憧れの存在ですから、同情でファンが増えても板野の今後にはプラスになりません。それ以前に『生歌が放送事故レベル』といわれている板野が、スタイル抜群で歌唱力もある安室と同じ路線を進もうとすること自体に無理がある気もしますね」(前同)

 努力によって顔立ちまで変化させ、トップアイドル、ソロ歌手デビュー、人気ブランドの専属モデルという夢を実現させてきた板野。スタイルや歌唱力の問題も努力で乗り越えていくのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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