東日本最大の男根祭り(かなまら祭り)に集まるコスプレイヤーたち!

 前日深夜からの暴風雨が心配された日曜日、幸い晴天に恵まれたものの強風吹き荒れる中、今年もかなまら祭りが開催された。

 今ではピンク色の巨大チンコ型神輿“エリザベス”や、木製の御神木の神輿が街を練り歩く奇祭として、またゲイや女装家、コスプレイヤー(以下レイヤー)が集まるイベントとして、国内外で有名になっている。

 今回は厳粛な祭り(?)の名物となっているユニークなレイヤーたちをカメラに収めた。

「現在の形になって今年で47回目といわれるかなまら祭りの起源はかつて、子宝を願う近所の夫婦が金山神社に男根の形をした小さな石を奉納したことに始まります。それ以降、人伝いに子宝や夫婦和合の神様として広まり、やがて“かなやま”が“かなまら”に訛ったものです」(金山神社関係者)

 下の病気の予防に効果があるという話は最近になってからのようだ。

 さて、当日の祭り会場はというと、開催までまだ30分以上あるというのに、すでに駅から徒歩3分の金山神社のある若宮八幡宮まで人人人。電車が着くたびに数百人という参拝客、というよりは見物客が押し寄せるのだ。

 境内はすでに自由に歩けないほどの人ごみだが、すでにチンコの仮面をかぶった男性らしきレイヤーが恰好の被写体となっていた。

 その隣でニッコリ微笑むハッピ姿のカワイイ女のコ、と思ったらこちらも男性。その方に聞いてみると、エリザベス神輿を担ぐ女装家で、エリザベス神輿は毎年女装家が担ぐのだと言う。

 混雑した境内から外に出ると、そこで交通整理をしていたのはなんと初音ミク。交通整理の合間に外国人観光客とニッコリピース。

 午後12時を前にして、いよいよ三体の御神木を乗せた神輿が神社を出発すると、レイヤーも続々とその後の行列に続く。

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